015話
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取りそれを見て見るとそこに写っていたのは7人の男女。しかもそのうちの一人には昨日来ていた少女が含まれていた。
「落札条件はターゲットを捕獲し我々に引き渡すことぉ!一人につき、20億ジェニーの小切手と交換させていただきまぁ〜す!!」
「ひ、一人につき20億だと?!」
「全員捕まえたら140億だぜおい!?」
「期限は御座いません、生死も問いません!捕らえ次第後連絡くださぁい!但し、参加費用として500万ジェニーいただきまぁす!」
法外ともいえる異常な懸賞金、しかも生死も問わず期限も無い。条件競売というよりもまるっきり賞金首探し、何かあると踏むべきだろう。だが取り合えず参加する事にした一同は一旦外へと出たがそこでは既に多くの人間が連絡を取って7人の行方を捜していた。
「俺達も急いで探そうぜ!!なんたって140億だぜ!!?」
「心配せずともそう簡単に見つけられないさレオリオ。マフィアが態々懸賞金を掛けるほどの相手だ、簡単に発見出来る訳が無い」
「ああ、マフィアが自分達の力で捕まえられないって言ってるのと同じ」
「確かに……こいつらをそこまでしてでも捕まえる必要が出てきたって事か」
「理由は解らんがな」
7人の男女がマフィアに狙われる理由、それはマフィアに対する敵対行為。そして20億と言う検証を掛けられている事を考えるととんでもない事をやらかしている事になる。そして先程と場で聞こえてきた話……そうなるとこの男女の正体が見えてくる。
「さっき聞こえたんだが、地下競売が襲われたらしい」
「地下競売が!?」
「おいおいマフィアのお宝を奪ったって訳かよこいつら……?頭逝かれてるんじゃねえか?」
「だけど俺たちはそんな逝かれ頭に心当たりがあるだろ」
「「「「幻影旅団……!!」」」」
その言葉に激しく反応していたがクラピカだった、プリントに映し出されている人間全てに憎悪の感情が乗せられた視線を送りつつ腕を震わせながら息を荒げていた。捜し求めていた復讐の対象が、近くにいるのかもしれない、それがクラピカの感情を酷く荒げていた。そんな彼を静める為にシャネルは背後から彼を抱き締める。
「落ち着けクラピカ……落ち着くんだ……。お前の気持ちは解るが冷静にならなきゃ見える物も見えなくなっちまう」
「ハァ、ハァ、ハァ……ふぅ……すまないシャネル、私とした事が……」
「しっかし如何するか、これから如何動きか入念に考えなきゃいけねぇぜ」
「情報提供者を募ってるしかないだろうな、賞金を掛けてな」
情報提供者を探すのが矢張り一番無難、高い賞金を掛ければ当然飛び付く奴も居るだろう。
「しっかしどの位掛けるんだ?」
「2000万だ」
「「「に、2000万!?」」」
「俺の預金はまだ4000万近くあるし宝石だってある、20
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