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ラブライブ! コネクション!! Neutral Season
Unseal Operation (グランドプロローグ)
活動日誌− み・はミュージックの・み! 4
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ないんです!」
「……穂乃果……」
「絵里ちゃんの意見を聞きながら私も同じ気持ちでいました。スクールアイドルとして……まだまだ日は浅いですけど、頑張ってきた日々は――私達の想いや絆は学年で切り替わるものではありません。私は――いえ、生徒会長としての高坂 穂乃果は生徒全員に3年間を通して、そう言う気持ちで学院生活を送ってほしいと願っています。今この瞬間――進級で変わるのではなく自分に与えられた世代のリボンの色に誇れる様に、卒業式で3年間を寄り添った1色のリボンにやり切ったと言える様に……この出会いを、ただの偶然じゃなくて奇跡へと変えられる様に頑張ってほしいんです! そして自分がやり切った証しとして、卒業と入替わりに入ってくる生徒達へ残せるものだと思うんです。その為にも世代としてリボンを固定するべきだと感じました。この学院へ入学をして、学んで、卒業するのは区切りを付けていくものではないと思います。3年間の学院生活が私達の思い出になるんです。この学院が古くから守り続けてきた伝統も――1年おきに新しく変わっていったものではないはずです」
「…………」
「先輩達の想いや考えを尊重して自分達で納得をし、それを元に自分達でより良いものへと作りあげていったのだと考えています。それが託すと言うことだと思いますし、託される意味なのだと思ったんです。だから私は絵里ちゃん――いえ、絵里先輩の意見を尊重して学院のより良い未来の為に提案させていただきました! ……以上になります」
「…………」
「…………」

 穂乃果は自分の意見を言い終えると深々と頭を下げた。
 そんな彼女をジッと見つめる絵里と南女史。きっと2人の心の中では同じ感情が渦巻いているのだろう。
 それは、高坂 穂乃果が高坂 穂乃果であることを失念していた苦笑いの感情であった。

 もう手の打つ術を失っていた状況から学院を救った彼女。
 彼女は決して誰かが敷いたレールの上を進んでいた訳でも、誰かに薦められて始めた訳でもない。
 それ以前に絵里の猛反対を受けながら、初歩の基礎練習。そして部を設立する為、部員集めから始めなければいけないと言う0からのスタート。
 そして誰も集まらないファーストライブを経験した彼女。彼女の行く道は前途多難であった。
 それでも前に進んだ。諦めずに頑張ってきた。壁にぶつかっても乗り越えてきた。
 それは自分の信念があったから。誰かに言われたことを鵜呑みにするのではなく自分の考えで突き進んできたと言うこと。
 自分の絶対的な考えを持っているから揺るがずに進んできたのだと思う。
 そう言う彼女が――周りの意見を鵜呑みにする訳はない。
 聞いた意見をしっかりと考えて、考えて、悩んで考えて。
 その上で自分の思った道は正しいと判断――否、彼女の場合は正しいと思い込
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