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ラブライブ! コネクション!! Neutral Season
Unseal Operation (グランドプロローグ)
活動日誌− み・はミュージックの・み! 3
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のです! 入部届は瞬間的に役目を終えてしまうものです。しかし、同じ意味を持たせたリボンなら3年間役目を果たせます。想いを託すと言うのは、そう言うことなのだと思っているのです。……これで私の意見は以上になります……」
「…………」
「…………」

 絵里が真摯に訴えかけていた間、南女史は彼女を真っ直ぐに見つめ、何も言わずに言葉を受け止めていた。しかし――
 彼女の話す内容が学院の伝統や運営に関係すること。いかに学院を救ったとは言え、生徒が口を挟むべき問題ではない。
 そんな考えから、学院に不利益だと判断して聞く耳を持たずに――最初から却下をするつもりで何も言わなかった訳ではない。
 より良い学院の為、公正に判断する為に生徒の話をしっかりと聞き、その上で自分の考えに結論を出す。その為に絵里の言葉をしっかりと受け止めていたのである。
 終始、真剣な表情を浮かべて耳を傾けていた彼女を見つめていた絵里は『本来の学院の責務』と言うものを感じると共に――
 改めて、学院存続に囚われていた当時の自分の行動を深く反省するのであった。
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