399部分:第五十五話 痛み分けその三
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
空からロシアの持ち主に返す」
空輸ということである。
「そこからだ」
「空からですか」
「それでなんですか」
「海を使ってもいいのだがな」
カミュは海路についても述べた。サンクトペテルブルグは港町である。しかしこの港町には一つ大きな問題もある。彼はそれについても言うのだった。
「しかしだ。今の季節はな」
「そうですね」
「それは無理かと」
ここでバベルとオルフェが彼のその言葉に応えて述べるのだった。
「今の時期北海は凍りますので」
「そこを進むとなりますと」
「だからこそ空なのだ」
その根拠を理由としてのことなのであった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ