014話
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!!!重機と腕相撲してる気分だぜ……!!!)ウオオオオオオッッ!!!!」
「んんっ……!!!!」
互いに更に力が篭っていく、それは机を掴んでいる右手にも現れており互いの右手は既に机の一部を握り潰す域にまで入っていた。一向に好転しない状況が1分ほど続いたが終りは唐突に訪れた、二人の力に机が耐え切れずに木っ端微塵に砕け散ってしまったのだ。
「なっやべっ!?」
「あっいけない」
粉々に砕け散ってしまった机を見つめる二人、それを拍手喝采で興奮を見せる見物客たち。だが行為は如何した物か……。
「如何しますかお嬢さん、これはこちらの机のチョイスミスとも言えます。挑戦金は返金しますが」
「多分鉄の机でやっても勝負付かなかっただろうし、もう行かなきゃ行けないみたいなんで。有難う御座いました」
一礼をして去って行く少女を見送るシャネルとクラピカ、だが彼の左手は小刻みに震えていた。彼女の握力と腕力で腕が痺れてしまっている、机が壊れてしまいこちらは操業停止したのはいいがこのまま続けていればかなり不味かったしれない。
「シャネル大丈夫か、今の本気だったんだろう」
「ああ。あの子マジで強いぜ、恐らく左手が利き手なんだろうな……さっきはゴンが右出したから右で応えたって所か……つうかマジで少女か、あの子」
「シャネルとほぼ互角とは……もしや強化系の念能力者か」
「可能性としては十分にあるな……ぉ〜、俺もまだまだ鍛えねえとな」
この後ゴンは275連勝を記録した所で切り上げた。ゴンは275万、シャネルは195万、二人合わせて465万ジェニーを稼ぎ上げた事になり、総額約6500万ジェニーを有している事になるだが目標とする89億にはまだまだ遠く及ばない金額。
翌日も資金稼ぎは行われるのだが、そこで事件は起こるのであった………。
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