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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter61
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美紀(い、急がないと!)
このままでは格好の的だとそう思った美紀は速度を上げてヴィトンの砲撃を逃れようと足掻く。
もう少しでコンテナの角に差し掛かろうとしたときヴィトンの槍から砲撃が放たれる。
美紀「きゃあぁぁぁっ!!」
砲撃は美紀が全力で走っていたこともあって直撃は避けることはできたが近くに砲撃が着弾したことにより砲撃による爆風に巻き込まれる。
美紀「うっ…くっ!」
爆風の熱により制服の背中は破けそこから晒されている肌は火傷を負う。
美紀「走らなきゃ…っ!」
ここで足を止めることは即ち死につながることは美紀は重々判っているために体が激痛に襲われながらも歩くことを止めず逃げる美紀であるが後ろから美紀の真上を飛び越え、ヴィトンは美紀の前方に着地する。
美紀「あ…っ!」
前方に立ち防がれたことで美紀の足は止まり急いで逆方向に逃げようと足を動かそうとするが既に先程の砲撃の余波による炎症で体が限界をきたし、その場に倒れ込んでしまう。
ヴィトン「ふふ。はあ、まずは一人目だ」
ヴィトンはようやく一人目を殺すことができると笑みを浮かべながら剣を振りかぶる。
圭「美紀!!」
そんな光景を見ているのはヴィトンの攻撃で怪我を負っていた圭。
圭はコンテナの上に乗り俯せでドラグノフ狙撃銃をヴィトンに目掛け構えていた。
だがこれまででヴィトンに対して銃弾はあまりにも無力…奇襲ならまだ有効打を打てたかもしないな圭が大声を上げたことによりその理を放棄している同然であり、ヴィトンも圭の存在を気付いてしまう。
ヴィトン「あんなところに…」
圭(この1発…この一撃で戦況を覆す!)
圭「いっけぇぇぇぇぇ!!」
スコープをヴィトンに合わしそしてトリガーに手を添えそしてトリガーを引く。
引いたことでこの部屋…ランダルの外まで響くような銃声を共にドラグノフの銃口から無事に弾丸が発射される。
その後今まで以上に反動がある、ドラグノフは反動に耐えきれずバラバラに壊れ飛散し、想定していた圭はすぐに顔を覆うように腕で身を守る。
そして放たれた弾丸はヴィトンに目掛けて飛ぶ中ヴィトンは美紀は後回しと弾丸に正面を向け、剣で切り落とす態勢を取る。
ヴィトン(奇襲の理を捨てた攻撃…あたるわけないじゃないか)
先程のように切り落とそうとタイミングを合わせ弾丸に剣のデバイスを当てたとき、ヴィトンは異変に気付く。
ヴィトン「なっ!バカな!切り落とせないだと!?」
先程のように打ち落とされる弾丸があろうことか剣と真っ向から鍔迫り合いのような状況に持ち込まれた。
圭「やっぱり、ただの弾丸だと思って油断してたみたいだね」
ヴィトン「こ、これは…この弾
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