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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter61
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の指摘通り、先程のヴィトンとの戦いの末使っていた弓は折れ、もう使い物にはならない

つまり、私は現状で戦うことができないのだ。

美紀「圭もまともに動けない…動けるのは私だけですね
、悠里先輩、圭…私が…」

美紀さんが意を決して何か言おうとしたけど大体察したのですぐに遮った。

悠里「それはなしよ、大方美紀さんが囮になってその間に私達だけ逃げろってことでしょ?」

圭「そんなの、絶対却下だよ!」

圭さんも察していて、私と同様美紀さんの提案を拒否する。

美紀「それじゃあどうすれば…」

悠里「一つだけ…ないことはないわ…」

圭「本当ですか!?」

あるというと信じられない顔でこちらを見るふたり、現状が現状だからそうも思うでしょうね
悠里「これはここにいる全員が力を合わせないと無理よ…まず…」

私は作戦を圭さん達に話す。

作戦を聞いて行くにつれ、圭さん達も頭の中でその作戦を思考して考える表情が目立ち、作戦をすべて聞き終えて数秒間考えてまず圭さんが口を開ける。

圭「この作戦しか…ないですね…」

美紀「…うん、みんなで生きて帰らないと…みんな悲しみます。一か八かで掛けてみましょう」

悠里「決まり…ね…」

作戦は決まった…後は時間が勝負の分け目を分かつ…何とかしないとね…

圭「それにしても…こんなことになるんだったらあの時に雄也先輩とシちゃえばよかったな」

美紀「け、圭!?」

あらあら、最後になるかもしれないからって大体ね〜まあ私も

悠里「そうね、私も1回だけじゃ物足りないわね」

わかりきってる爆弾発言を落として、勿論のこと、2人は赤らめながら反応する。

圭「せ、先輩!?ゆ、ゆ、雄也先輩ともうしたんですか!?」

悠里「ええ、ゆうくんの別れていたときの話を聞いた夜にね」

あのときは、本当に今まで感じたことないぐらいの幸福感に満たされたわ…また味わいたいわね♪

圭「ぬ、抜け駆けです!私も雄也先輩といちゃラブしたいのに!!」

美紀「け、圭!?お、落ち着いて」

ゆうくんこ思う感情が爆発した圭さん、それを押さえようとあたふたしている美紀さん、本当、こんな会話してるけど今大ピンチなのよね

圭「この戦いが終わったら絶対に雄也先輩とイチャイチャします!そしたら、悠里先輩と同等ですから!」

やっぱり、先駆けしてるから嫉妬してるのね

それにしても同等か…今のうちに言っておきましょうか。

悠里「ねえ、どっちもゆうくんのお嫁さんなのは間違いないわけだからお互い敬語はなしにしない?そっちの方が上下関係がなくなると思うの」

圭「あ、それ良いね、それじゃあ、悠里、これでいい?」

悠里「ええ、それでいいわ
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