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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter61
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トンは左手の槍をシールドにぶつけると先端が徐々に貫通し始める。
ヴィトン「ふふ、ここまでよく粘ったものだ……だが……」
槍の先端が左右にスライドし先端の間所に魔力が充填されていく。
悠里「まさっ!?」
嫌な予感しかしない、直ぐに回避しなければ!
ヴィトン「終わりだ」
槍から放たれた砲撃は避けるまもなく私を包み全身に激痛が迸り、何メートルか後方に吹き飛ばされた。
悠里「……っ……っ!」
声も出ないくらいに全身が痛い……このままじゃ……
ヴィトン「仕留めそこねたか……だが、今度こそ!」
そう言って槍を私に向けまた同じように砲撃を放とうと射撃体制に入る。
必死に避けようと体を動かすとわたしの目にある物が視界に入る。
悠里「や、やめな…さい」
ヴィトン「命乞いかい?答えは分かっているだろ?」
バカなことをと見下すヴィトン、わたしはそんな彼に見えるようにある物を動かしたり手で掴み彼とわたしの前に出す。
私と彼の前に出したのは弓形のデバイス
これはヴィトンが最初に使っていたデバイス、あの時圭さんが打ち落としてそのままだったのだろう。
いまはこの可能性にかけるしかない。
悠里「このまま…撃てば……」
自身のデバイスも巻き込むと言い切る前にヴィトンは構えを解くどころか更に狙いを定めていることに気がつく。
悠里「っ!!」
嫌な予感が私に過ぎり今の精一杯の力で横にとびこむと彼は砲撃を放った。
なんとか避けることができたが彼は自身のデバイスを無視して放ったことに私は声を荒げて口を開いた。
悠里「あなた!自分のデバイスまで殺す気!?」
ヴィトン「ああ、そのことか物を、一々気にしていては面倒だろ?それに…今回、功績を残せばあの暗黒騎士のデバイスが手に入るんだ…デバイス一つと引き替えなら安いものさ」
悠里「なっ!?そんな身勝手な……理由で……」
ヴィトン「デバイスは所詮主に振るわれるべきして作られた兵器「違う!!」」
デバイスは兵器そう主張する彼に私は彼の言葉を遮って否定した。
悠里「デバイスは兵器じゃない!戦う道具として生まれたのかもしれないけど…ゆうくんは共に戦ってくれる相棒だってそう言っていたわ!」
ヴィトン「相棒?」
悠里「そうよ!共に語り合い共に悩み…ゆうくんはアークのことを兵器だなんて一度も口にしなかったわ!私もそうよ!デバイスを持ってるゆうくんや優花ちゃん、胡桃を見ればわかるもの!そんなこともわからない人にデバイスコレクターなんていう名前私は認めない!」
わたしは倒れているが堂々と彼の主張を否定し彼の顔はまさにおもしろくないという顔を向けてくる。
ヴィトン「まあ、今度こそ
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