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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter61
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ヴィトンはつけている指輪が光、片手剣に変わる。
圭「っ!!」
突如武器を出現に驚いて後ろに後退しようとしたが驚いたことで反応も遅れヴィトンの振るわれた剣により、圭の体に浅くだが切りつけられる。
圭「あぐっ!」
美紀「圭!?」
圭が切りつけられたことに美紀は悲鳴を上げ、痛みをこらえながらも後退した圭は地面に膝をつける。
ヴィトン「ほう、どうやら、気付いたようだが一足遅かったようだな」
悠里「デバイスコレクター、てっきり、マッドなデバイス好きの収集家と、思ってたけど…本当は…」
悠里「複数のデバイスを操りこなす…それがあなたなのね!」
複数のデバイスを巧みに扱うヴィトン、戦いは未だ終わらない。
SIDE雄也
ゴーレムクイーンの異名を持つエスミを撃破した俺達は地上に上がるためにエレベーターを探した。
それは数分もしないうちに発見したのだが電源が落ちているためか何度もボタンを押してもエレベーターは起動する素振りを見せない。
優花「動かないね…どうするの?」
そう優花に訪ねられて俺はまずエレベーターの扉を強引にこじ開けエレベーター内に入ると天井の板を動かし、そしてよじ登ると非常用のはしごを確認する。
雄也「よし、行けるな、音姉、優花、ここから上がれる、上から引き上げるから上ってきてくれ」
そういうと、2人は頷いて俺の手も借りてエレベーターの上にのぼると、直ぐに、はしごに手を掛けて地上まで上がっていくのであった。
悠里SIDE
悠里「はぁはぁ…どうすれば…」
完全に勝ったと思っていた矢先、ヴィトンは新たなデバイスを起動させて再び牙を向けた。
その結果まともに戦える圭さんが負傷…情勢は一気に劣勢になったと言って良い。
ヴィトン「そらそらそらぁ!」
右手に剣、左手に槍と先程とは全く違う近接戦を持ち込まれて反撃ができないわたし。
現在美紀さんが圭さんを連れて離れているがそれぐらいの時間は稼がないと!
悠里(でも反撃の間がない!)
絶妙な間合いで遠距離の弓を私に攻撃させまいと連続で切り突きと繰り出し、彼の目論見通り、わたしは攻撃できず、回避に専念するほかなかった。
悠里「あっ!ぐっ!?」
繰り出された槍が私の脇腹を掠め体が痛みにより悲鳴を上げ、体の動きが鈍る。
その隙を見逃さずヴィトンは間合いを詰めて右手に持つ剣で斬り殺そうと振るわれた。
悠里「ら、ラウンドシールド!!」
咄嗟にゆうくんから少し教わったうちの一つラウンドシールドを使いヴィトンの剣を防ぎ鍔迫り合いが起きる。
悠里「うっ!くっっ!!」
ラウンドシールドに力を精一杯注ぎ込み防ごうと試みる。
しかし、ヴィ
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