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ラブライブ! コネクション!! Neutral Season
Unseal Operation (グランドプロローグ)
活動日誌− み・はミュージックの・み! 2
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て学院への貢献度を上げ――
 無事に来年度の生徒募集への目処を立て廃校の危機を脱却することになった。
 その後、しばらくは心身共に慌しい生活を送っていた彼女達。
 そんな慌しい生活も一段落がついた、ある日の練習時間――。

「……ねぇ、穂乃果。ちょっと良いかしら?」
「ん? 何、絵里ちゃん?」
「穂乃果に話したいことがあるの」
「うん」
「あのね? ――」
「えっ? ……私で良いのかなぁ? もっと適任者がいるんじゃない?」
「そんなことはないわよ? 今は穂乃果以上に適任者はいないと思うから」
「そう? ……うん! 絵里ちゃんがそこまで言ってくれるなら頑張るよ!」
「――まぁ、あくまでも推薦だけだから実際になれるとは言ってはいないのだけれどね?」
「もぉー! 絵里ちゃん、せっかくやる気になっているのに水差さないでよぉ!」
「ふふふ。ごめんなさい……それでね?」
「なぁにぃー?」
「……ここからは私のお願いなんだけど?」
「う、うん……」
「実はね? ――」
「……うん! 凄く良いと思う! わかった。私がなれたら理事長先生に提案してみるよ!」
「本当?」
「もちろん! ……でぇもぉ? あくまでも推薦されただけだから実際になれるかはわからないんだけどねぇ?」
「あらあら……」

 絵里は穂乃果に対して、考えていたこと。そして、ずっと封じていた想いを告げるのだった。
 穂乃果は絵里の想いを真っ直ぐに受け止めて、笑顔を浮かべて承諾した。それを聞いた絵里は本当の意味での解放感を味わった様な表情を浮かべるのであった。

 そして絵里の願い通り――穂乃果は次期生徒会長として就任することになった。
 その就任式のこと。穂乃果が新生徒会長として挨拶をする為に壇上へと歩みを進める際、絵里は立ち上がり彼女へ拍手を送っていた。
 しかし、それは前生徒会長として送ったものではない。
 この学院を。そして自分を救い出してくれた英雄。
 そんな彼女が更により良い学院生活を与えてくれることへの期待と感謝。
 そして何より、自分が愛したこの学院を更により良くしてもらいたいと言う託した想い。
 自分では見せられなかった学院の素晴らしさを見せてもらえると言う高揚感。
 自分が今――高坂 穂乃果という少女と時間を共にできる喜び。
 ここにいられることへの幸せと、ここへ導いてくれた祖母への感謝。
 そう言った様々な暖かい感情が入り混じっての彼女なりの賞賛――スタンディングオべーションだったのだろう。

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