第1章 第5話 天才と戦車
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ことが…出来る。このような事…造作もない…」
「チッ、落ちるまであと10分もないな…逃げるなんて無理、俺の力じゃ逸らすのが精一杯、それじゃ他のところに被害が…そうか、お前が触れれば飛ばせる」
「やらせはしない…ぐっ!!ゴフッ!」
ブチッと音を立てガイアは舌を噛み切った。止めどなく口から血が吹き出し一目で絶命したとわかる。恩賞は生きているものにしか与えられず、生きているものにしか効果が無い。
「くそ…打つ手が……」
あと数分まで迫っている隕石、それを前に流石のレイでも諦めかけた。だが1つだけ、今思い浮かぶ最善で最高の可能性を見出した。
「あった…賭けるしかない……いや信じてるぜルイス!!」
そう叫びレイの意識は中へと戻り、本来のルイスの意識が表へと出てくる。
「話は聞いてたし、理解した。やってみるよ兄さん…それではいきますよ。アカツキ様」
そう言ったルイスの後ろに心做しか、人影のようなものが見えた。
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