暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
二回戦!決別の戦い! 後編
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話

騎士ウイングガンダムは壁を突き抜け、城の中庭へと倒れる。

「アマネ! 」

「部長!後ろ! 」

「っ!? 」

駆けつけてきたジャルフダルクガンダムの背後から、ガンダムデスサイズヘルとガンダムダブルエックスが、ツインビームサイズとハイパービームソードを構えて接近していた。

降り下ろされた二撃の攻撃を、辛うじてシールドで防ぐが、真っ二つに切断されてしまう。

すぐに二機と距離を取り、両腕にビームトンファーを構えて対峙する。

『マグナムもシールドもあっという間に無くなったなぁ。残るはビームサーベルにバルカン、あと後ろの分かんないやつだけよん』

「くっ…………カグラ達は……! 」

空を見上げると、アルケオニスガンダムとクシャトリアが戦闘を繰り広げていた。ブラウドライツガンダムは、遠くに行っているのか姿が見えない。

アルケオニスガンダムはファンネルの攻撃をスザクモードで切り抜け、MS形態に変形してすかさずファンネルを破壊していく。

『あの赤いのと青いのは新入部員ってところかよん?よくある話だよん。新人の力で勝ち上がっていくのは』

ガンダムデスサイズヘルはツインビームサイズを掲げながら接近し、後続にガンダムダブルエックスが続く。

「このっ! 」

ビームトンファー二刀でガンダムデスサイズヘルに斬りかかるも、ツインビームサイズのビームが別れ、ビームトンファー二刀を防がれる。

その間に騎士ウイングガンダムが懐に飛び込もうとするが、ガンダムダブルエックスのハイパービームソードで攻撃される。
シールドでなんとか受け止めるが、追撃でビームライフルをシールドに撃ち込まれ、シールドが破壊される。

「ぐっ…………! 」

「アマネ! 」

騎士ウイングガンダムは破壊された衝撃で後方へと飛ばされ、ガンダムデスサイズヘルのツインビームサイズによりビームトンファーとなるビームサーベルを刈り取られてしまった。

『けど、それにだって限界はあるよん。どんなに強い新人が加入しても、お前らが弱ければプラマイゼ────』

四機の間に何かが中庭に叩きつけられ、爆音と砂煙によりタカギの言葉が遮られる。

「おおおおぉぉぉぉぉぉっ!! 」

叫び声が聞こえると、今度は砂煙の中心から爆発が起きる。砂煙を吹き飛ばすように爆風が起きるが、その中心にいた機体が何かを振るい、爆風を撒き散らす。

「聞いたぜ。タカギ…………って言ったか?アキザワ達が弱ぇってか?ざけんな。アイツらはな、お前達の知らねぇ苦しみを何度も受けてきてんだよ。弱小だとかバトルが弱ぇとか、そんな事をずっと言われてきてたんだよ」

爆風の中心にいた機体……アルケオニスガンダムはシールドとバスターライフル改をバックパックに装
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ