二回戦!決別の戦い! 後編
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ゃんが敵戦艦を撃沈させたところだぜ」
「オワッタ……」
ヒメラギとセシリアちゃんから通信が入り、そこで安堵の息を吐く。
「皆……ありがとう」
『BATTLE ENDED』
ーーー−−
「全日本ガンプラバトル選手権中高部、二回戦、第五試合勝利チーム。天之川学園、チームトライホープ」
ワアアアアアア!
「か、勝ったぁ………」
アキザワはそう呟くと、膝を床につけてへたれこむ。
「せっかく勝ったのに、だらしないよん」
「タカギ……」
差し出された手を握ると、そのまま立ち上がらせてくれた。
「こりゃ完全にやられたよん。アキザワ、あの時言った言葉は撤回するよん。けど、次は俺達が勝つから、覚悟しとくよん」
「ああ。けど、相変わらずその口癖は直せないんだね」
「別にいいよん。諦めたからよん」
アキザワとタカギを残し、俺達は先にバトルシステムから離れる。
「うーし!じゃあ次の試合に備えっか! 」
「と言っても、アンタは何もしてないでしょ? 」
「セシリアちゃんの援護をしてたっつーのっ! 」
「ふん。だが、アキザワ セイヤと比べればまだまだだな。援護など無いに等しい」
「ひでーな!?そりゃアキザワ先輩に比べればそうかもしれねーけど、もうちょうオブラートに包んでくれよ!? 」
「いや、でも実際にそうだったんじゃねぇか? 」
「なんでだよ!?てか疑問系ならゆーんじゃねーよ!! 」
「……エンゴアリガトウ」
「セシリアちゃんしか労いの言葉はねーのかよ!ありがとーな!! 」
「なにやってるの皆? 」
ヒメラギが嘆いてると、アキザワが戻ってきた。
「ほら、次の試合に備えようか。機体を直さないといけないしね」
そう言って、アキザワは俺達を通りすぎって行った。しかし、出入口の所で立ち止まり、振り返ってきた。
「皆……本当にありがとう」
「気にすんなよ。今までの結果だろ? 」
「そーッスよ」
「ふん」
「部長。お疲れ様でした」
「オツカレ……」
「…………ありがとう」
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