二回戦!決別の戦い! 後編
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備しており、刀の鋒をガンダムデスサイズヘルに向ける。
「けどな。それでもあの二人は諦めてなかったんだよ。現に、本来使う筈のねぇガンプラを持ってきてんだ。つまり、それはまだファイターとしての意志………覚悟があるってことだ」
アルケオニスガンダムは刀を構え、こちらを振り向いてきた。
「自信を持て、二人共。お前達は強ぇよ。まっ、俺ほどじゃねぇけどな」
「オメー本当に台無しだなっ! 」
「うるせぇよ。いいからセシリアの援護をしてろよ」
「分かってるっつーの! 」
『ヘイヘイ。新人君よん。どんなに言葉を並べた所で、ソイツラの腕は簡単には変わらないよん? 』
「かもな。けど、お前は本当の実力を知らねぇだけだよ」
『はっ? 』
「アキザワ、アマネ。もっと思いきってやってみろよ。お前達は攻撃する時いっつも考えすぎなんだよ。だから迷いが生じて、行動が遅れんだ。
それに、この二、三年間練習してきてんだろ?なら、そろそろアイツの顔面目掛けてぶちかましていいんじゃねぇか? 」
「カグラ……」
「カグラ君……」
『へー?じゃあ三機纏めてかかってくるかよん?俺は別に構わないけどよん』
ガンダムデスサイズヘルが挑発するように指をクイクイしてきたが、アルケオニスガンダムは気にもせず俺達の方へと歩いてきた。
「ありがとう……カグラ」
「それは勝ってから言えよな」
「ははっ。そうだね」
アルケオニスガンダムは刀を鞘に納め、肩に手を置いたあと、壁際まで移動していった。
『どういうつもりよん? 』
「タカギ…………俺達二人で相手をするよ」
『まだやるのかよん?さっきまであんなにボッコボコだったのによん』
「いや、もう今までとは違う。まさか、後輩に励まされるなんてね。けど、これでもう前に進める。信じてくれている後輩に申し訳ないしね」
『へー?じゃあ、そろそろやるよん? 』
ガンダムデスサイズヘルは刈り取ったビームサーベルを放り投げ、ツインビームサイズを構える。
「部長」
「大丈夫。アマネはダブルエックスを」
「……了解しました」
騎士ウイングガンダムが横に移動すると、ガンダムダブルエックスも釣られて横に移動する。
『一対一かよん。さて、覚悟はいいかよん? 』
「ああ。ついさっき出来たよ」
機体の装甲がスライドすると、青白いサイコフレームが剥き出しになり、NT-Dが発動する。そして、バックパックに追加武装した棒状の物を掴み、振り払うように構えると、棒が伸びていき、機体よりも少し長くなった。すると、先端付近には巨大な黄色い旗布状のビームが展開される。
『フェイロンフラッグ…………にしては大きいよん
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