『Resist』
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産まれたら死んでくのは当然のこと。
抜け出したくても赦されぬ輪廻。
悲しき運命だろうと幸せな運命だろうと、其れは与えられた運命。
咲いては散り、種を堕とし、また咲いてを繰り返す花達と同じ。
だったら、少しでも綺麗に咲けるようにと。
少しでも綺麗に散りゆこうと。
そう思うのは無謀だろうか。
貴女が居ない此の場所は、なんだかすごく淋しくて...
どうしても貴女が居ないことに納得できなくて...
何に八つ当たりしても虚しくなるだけで...
信じたくない現実に抵抗する。
貴女は汚い私に言ったよね。
『汚いのは其の躰じゃない。其の綺麗な躰を、死ぬこと以上に辛いほどの傷を付けたアイツや。あんたは汚くなんかない』
誰かに認められることなんて無いのが当然の事だったから、貴女は私のメシアだった。
もう居ないなんて信じたくない。
貴女が笑ってる瞬間、私も幸せになれた。
貴女の綺麗な顔がクシャッとなるのが大好きだった。
私の中の闇を引き裂いてくれたのは貴女だった。
貴女の最期は血だまりの中。
信じたくない現実。
未だに悲しい現実に抵抗してる。
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