1章旧校舎のディアボロス
6話アーシア救出開始!!
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「ん?・・・あぁ、朝か」
俺は日差しの眩しさに目を開け、ゆっくりと伸びをする
時刻は5時、うん、いつも通りの時間だ。
さて、ジャージに着替えてトレーニングしに行くか
そして、ソファーから降りようとしたとき、俺の中から声が聞こえてくる
『おはようございます、主様』
メルクリアの声だ。
そういえば、昨日俺の中に神器があるということが判明して、その中にいる存在とあったんだっけな。
それが彼女メルクリア、始創の神龍の名を持つかなり強そうな龍だ
ああ、おはよう、メルクリア
『はい、よく眠れましたか?』
まあな
『それと、主様昨日の話ですが、それはトレーニングしながらでもよろしいでしょうか?』
ああ、構わないよ
俺はそう言いながら、自室へ向かい、ゆっくりと扉を開く
すると、俺のベッドでは
「・・・すぅ、すぅ・・・イッセー、さん」
アーシアがイッセーの名を寝言でつぶやきながらかわいい寝息を立てるアーシアの姿があった。
起こしちゃ、悪いな
俺はそう思い、音を立てないようにクローゼットの前に移動し、ジャージを取り出し、部屋を出て扉をゆっくり閉める
そしてジャージに着替えて、玄関をでて、戸締りをし、トレーニングを開始した
「ふぅ・・・今日もよく運動した」
一時間後トレーニングを終えシャワーを浴び終えた俺はタオルで髪の毛を拭きながら、俺はコップに牛乳を注いで飲んでいた。
俺はトレーニングし終えてから、メルクリア、まあ、長いからこれからはメルと呼ぶとしよう。彼女が話していたことを思い出す
彼女は昨日話した通り、始創の神龍と呼ばれており、彼女の神器の名は『始創神龍の双龍腕』という名らしい
形状としては両肩から手の先までの白銀色の籠手型の神器で両手の甲には真紅の宝玉が埋め込まれており、まさに龍の腕とも言える形状をしている。
さっき風呂場で展開してみたが、精神世界で見たメルの鱗をそのまま体現したかのような美しい色合いだった
能力としては、10秒ごとに力を溜めてその溜めたを使い俺が思い描いた神器を創造するらしい。
ただ、メルが言うには創るものによっては多大な精神力や魔力体力を消費するようだ。
『当然です、主様。まず、神器を作ること自体異常なんです。それをできるようにしているのですから、それ相応の負荷がかかるのは当然です』
とのことだ。
『それに主様は善の心を持っている方です。滅龍魔法という強大な力を扱いながらもその力に溺れずに本当に大切なものを救う、救済の心が強い人にこの力を託そうと思っていました。主様はその条件全てに該当するのですよ』
そう。
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