1章旧校舎のディアボロス
6話アーシア救出開始!!
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いく。
メルお前の力、借りるぞ
『ええ、私は主様と共にあります。私の力、存分にお使いください』
ああ、そうさせてもらおうか
「『始創神龍の双龍腕』」
俺はそう言い、両腕にメルの神器を展開する
場所は教会、残滅対象は堕天使四匹にはぐれ悪魔祓い複数。救出対象シスター、アーシア・アルジェント
「・・・任務開始」
俺は教会に向かって走り出した
しばらく走り、町外れの教会についた俺は教会の門を殴り壊して中へと入る
そして俺はある匂いを感じ取る。
この血生臭い匂い・・・あいつか
「出てこいよ。はぐれ神父」
「おおっ!?まさかこのはぐれ神父ことフリード・セルゼンがここにいることに気付いちゃいましたかー」
俺の言葉に応えるようにパチパチと拍手をしながら物陰から白髪の男、フリード・セルゼンが身体中に包帯を巻いている姿で現れる
「随分とボロボロじゃねぇか?」
「これ全部オメェのせいだろうがぁ!!」
「知ったことじゃねぇよ、それに俺は今イラついてんだ邪魔したら、殺すぞ?」
『Charge!!』
俺は神器の力を溜めながら、本気の殺気を向ける
すると、フリードは若干怯えながら両手をゆっくりとあげ、降参の意を示す
「おおっと怖ぇ、怖ぇ、てか、アレン君って本当に人間?どう考えてもあのパンチの威力人間のそれじゃないでしょ?」
「んなこと、知るか。俺は正真正銘人間だ。それで、両手をあげたんなら、通っていいんだな?」
「ええ、どうぞどうぞ、別に俺はあの堕天使どもがどうなろうが別に構いませんからねぇ」
「そうか」
俺はそう言いながら、フリードの横を通った瞬間
「ひゃっははははははは!!!どうせアーシアちゃんは助からなぐぇ・・・っ!?」
フリードは奇声をあげて俺に銃を向けてくるも、その銃から弾が放たれることはなかった
なぜなら、俺が神器を纏った状態の腕でフリードを横に殴り飛ばしたからだ。
そしてフリードはあの時と同じように何もできずにまた吹っ飛ぶ、唯一違うとするならば、突き抜けたのが窓か壁かの違いである。壁を突き抜けたフリードは壁だけでなく木々の間を突き抜けたらしく、木々が折れる音が響いた
「悪いな、フリード・セルゼン、お前のような奴は信用できねぇんだわ」
俺は遠くにいるであろうフリードにそういい、祭壇へと足を進めたその時
「アレン!!」
「アレン君!!」
「アレン先輩!!」
俺を呼ぶ声が3つ後ろから聞こえた。その声に後ろを振り向くとイッセー、祐斗、小猫ちゃんが教会の入り口に来ていた
「随分と早かったなぁ、俺一人でやっちまうところだった
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