39部分:第四話 八大公その五
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何ぞや」
「そうだな」
「確かに」
ここで他の八大公達も声をあげだした。エリスにもわからないし彼等にもわからなかったのだ。口々に言い合いながらサリアに顔を向ける。
「サリア、封印とは何だ」
「我等もそのようなものは知らないが」
「それにだ」
彼等は口々に言う。
「アーレス様は封印されているわけではない。眠っておられる」
「その通り。それでどうして」
「封印などと」
「詭弁ではないと思うが」
「御安心下さい。詭弁などではありません」
彼にしては珍しく自信に満ちた声になっていた。
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