第5話・改訂版
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
テレシアたん!!」
「ロキ、トイチが何か知ってるのか?」
「トイチってのは10日で1割の金利の略や。つまり、うちらはテレシアたんの要求しとる300,000,000ヴァリスを9日以内に払わな、10日後には要求金額330,000,000ヴァリスになるっちゅーこっちゃ。
それだけやない。20日後には363,000,000ヴァリス、30日後には399,300,000と利子が10日置きに増え続けるエグい金利制度なんや」
「ッ!何だ、その悪質な取り立ては!!?」
「リヴェリアさん、恨むならそこでぶら下がってる駄狼を恨んで下さい。私の前でベル君を笑い者にしようとした駄狼を。それともうちの団員全員の要望を聞きますか?こっちは別にそれでも構いませんよ?」
私はそう言い終えるとロキ・ファミリアの席から離れ、カウンター席へと向かった。そして、ミア母さんからお持ち帰り用に包んで貰ったセミフレッドを受け取り、店から出る直前でもう一度ロキ・ファミリアへと顔を向け、口を開いた。
「300,000,000ヴァリス程度、ロキ・ファミリアなら如何にでもできるでしょう?9日後、黄昏の館まで徴収しに行きます。耳を揃えて待っていて下さい」
私は笑顔でそう言い終えると、豊穣の女主人を後にした。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ