第5話・改訂版
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
下がってる駄狼に馬鹿にされた駆け出し冒険者当人でもあるんです」
「ッ!まさか当人がいたとは思いもしなかったよ。しかも、君と同じ派閥とは」
「折角の歓迎会が台無しです。あと、あなた方の尻拭いをしたクソ女も私です」
「「「「!!?」」」」
「私のことだけなら我慢できたんですが、ベル君のことまで馬鹿にされたとあっては我慢できません。ロキ・ファミリアは私――【剣聖】テレシア=ヴァン=アストレアに喧嘩を売ってるんですか?
今なら私1人で戦争遊戯でも何でもしてあげますよ?アトゥイ達は実家に帰省していて、本拠地に居ませんし」
「「「「「け、【剣聖】!!?」」」」」
「あ、あのオラリオ最強のLV.10の!?」
「ベートさん、なんて人に喧嘩売ってんの!!?」
「ヤバいッスよ。このままじゃ、俺達全員血染めに―――」
私の正体を知らなかったロキ・ファミリアの冒険者も正体を知って慌て始める。そんな中、派閥の主神である神ロキと団長のフィンさんは―――
「あ〜、そのテレシアたん。ベートなら冒険者生命を絶たん程度で半殺しにして貰ってもええから、戦争遊戯だけは勘弁してくれんかな〜?テレシアたんが1人で相手する言うても勝てる気がせんからな〜、なんて」
「ロキ・ファミリアの団長として、後日正式に君と君の同眷属に謝罪をしたい。僕達のできる範囲でなら君達の要望にも応えたい。だから、戦争遊戯だけは勘弁してくれないかい?」
「…………私達の本拠地は土地も含めて神ヘファイストスから貸し与えられているものなんですよね。で、土地や建物を買い取ったり、本拠地を改築する為の費用を私は5年掛けて貯めて来たんです。
本拠地が廃屋同然の教会なので増改築にかなりお金が掛かります。ちなみに推定費用総額は600,000,000ヴァリス」
「………その費用を僕達に出せ、と?」
「私の望みとしては最低でも半分―――300,000,000ヴァリスは出して欲しいですね。先に言っておきますが、1ヴァリスもまけません。
あと、私の望みとは別にベル君の望みも叶えて貰います。私達の要望に応えると言ったのはそっちなんですから、2人分の要望に応えるのは当然ですよね?
もしベル君が何も要望を言わなかった場合は、600,000,000ヴァリス全額を払って貰います。たった600,000,000ヴァリスで私を敵に回さずに済むんですから、安いものでしょう?」
「……分割払―――」
「ニコニコ現金一括払いしか認めません。それと300,000,000ヴァリスに関しては今日からトイチです」
「トイチ?」
「ゲッ!それはエグ過ぎやろ、
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ