第4話・改訂版
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そんなことを考えながら、メニュー表でテレシアさんが注文した商品を確認してみると―――
「!!?」
≪前菜≫
ミア母さん特製カルパッチョ―――4,000ヴァリス
≪魚料理≫
ミア母さん特製カルトッチョ―――3,800ヴァリス
≪肉料理≫
ミア母さん特製ビーフシチュー―――4,400ヴァリス
≪デザート≫
ミア母さん特製セミフレッド―――3,200ヴァリス
≪酒≫
神酒《ソーマ》―――1杯6,000ヴァリス
(ご、合計21,400ヴァリスーーーーーーッ!!?て、テレシアさん!1回の食事にこの金額は使い過ぎじゃないでしょうか!?)
そんなことを思いながらテレシアさんに顔を向けると――――
「ん?……ああ!シル〜、追加注文お願いします!!」
何かに納得したかと思えば、シルさんを呼んで追加注文を始めた!?
「ベル君の注文なんだけど、私と同じで特製カルパッチョと特製カルトッチョ、特製ビーフシチュー、デザートに特製セミフレッドでお願いします。あと、未成年なのでお酒の代わりに雲菓子のジュースも」
「雲菓子のジュースお1つに特製カルパッチョお1つ、特製カルトッチョお1つ、特製ビーフシチューお1つ、デザートに特製セミフレッドお1つですね?畏まりました〜!!」
シルさんは注文を聞くと、僕が止める間もなく厨房の方へ行ってしまった。は、雲菓子のジュースっていくらするんだ?
≪ジュース≫
雲菓子―――1,000ヴァリス
…………合計37,400ヴァリス。すみません、神様。その気は無かったんですが、神様の言う通り僕はテレシアさんと2人だけで豪華な夕食をすることになってしまいました
この後、僕は一時的な金銭感覚の崩壊によって料理が出て来るまで間の呆然と過ごすことになった。
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