第3話・改訂版(一部編集)
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。少し考え事をしていて」
「考え事ですか?……まさか、疚しいことじゃないですよね?「今晩、ベル君をどう襲おうか?妄想するだけでよだれが出そうだ。グヘヘヘヘ〜」とか、そんなんじゃないですよね」
「て、テレシア君!君にはボクがそんな変態に見えるのかい!?」
「少なくとも14歳の少年が寝ている所に忍び込む変態だとは思っています」
「う゛っ!」
今朝のことを持ち出されたら何も言い返せない。けど、ここで変態と認めてしまうと、変態親父神の同類となってしまう。それだけは絶対に嫌だ!!
ボクが必死になってテレシア君に刻み込まれそうな変態という認識を払拭する打開策を考えていると―――
「まぁ、そんなことはさて置き」
「そんなこと!?ボクが変態か否かの重要な話が「そんなこと」なのかい!!?」
「疲れている所申し訳ないんですが、ベル君が帰って来る前にステイタス更新をお願いしてもいいですか?」
「ボクの話は完全スルーかい?」
「いくら年下とはいえ、異性の前で半裸になる勇気は私には無いので、ベル君が帰って来る前にステイタス更新をお願いします。変態予備軍神様」
「ちょっと待ってくれ、テレシア君。君は今、何と書いてヘスティアと呼んだ?」
「いくら年下とはいえ、異性の前で半裸になる勇気は私には無いので、ベル君が帰って来る前にステイタス更新をお願いします。変態予備軍神様」
「いや、同じことを全文言わなくても―――」
「いくら年下とはいえ、異性の前で半裸になる勇気は私には無いので、ベル君が帰って来る前にステイタス更新をお願いします。変態予備軍神様」
「……君はNPCか―――」
「いくら年下とはいえ、異性の前で半裸になる勇気は私には無いので、ベル君が帰って来る前にステイタス更新をお願いします。変態予備軍神様」
「分かった!分かったよ!!ステイタス更新をするから変態予備軍神と書いてヘスティアと読むのは止めてくれ!!」
これ以上変態予備軍神と呼ばれたらボクの精神が0になりそうだったので、大人しくテレシア君の言うことを聞くことにした。
本拠地のリビングダイニングに1つだけ置いてあるベッド。仮眠用 兼 来客用として用意してあるそれに背中を晒した状態でテレシア君が俯せに寝転がった。
そんなテレシア君にボクは跨り、その背中に神血を一滴染み込ませる。すると、いつもの様に波紋が背中に刻まれたステイタス全体に広がった。
ボクは綴られていた神聖文字が薄れるのを確認すると、新しい文字に塗り替え上書きしていった。これがどの神でも共通しているステイタス更新のやり方だ。
で、テレシア君のステイ
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