第3話・改訂版(一部編集)
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ジョン》に入ってモンスターと戦ってるんじゃないかな?
つい先日、ミノタウロスに襲われたばかりだから1〜2階層の探索しかしてないと思う。1〜2階層は最弱のモンスターと名高いコボルト位しか出ないみたいだから。地道に経験値と魔石を稼いでいる筈だ。
テレシア君はミアハの所で回復薬開発の手伝いだったかな?テレシア君が商品開発を手伝い始めてからミアハの店は隠れた名店として知られている。
なんたって、薬屋なのに回復薬だけでなく特殊効果付の防具とかも売られてるからね。例えば、戦闘時回復鎧とか。開発者と命名者はテレシア君だそうだ。
あと、テレシア君が良く利用している店として一部の冒険者にも知られているみたいで、収入もそこそこにあるらしい。2〜3年前まで莫大な借金があったみたいだけど、今ではそれも返済済みだそうだ。
借金の話をすれば、ボクも4年前までヘファイストスに生活費等でしてたけど、それもテレシア君のお蔭で完済できた。まぁ、そんなことがあったからこそ、テレシア君が頑張って稼いでくれている今でもボクはバイトを続けているんだけどね。
ネコネ君とアトゥイ君、ルルティエ君、キウル君、エミリア君、レム君、ラム君の7人はオラリオ内にある実家に一時帰宅すると言ってたかな。多分、数日は帰って来ない、というか帰って来れないだろう。
ヤクトワルト君とシノノン君、ムネチカ君の3人はタケの所の眷属達に泊まり込みで武術指南をしに行くと言ってた。この3人も2〜3日は帰って来ないと考えていいだろう。
ノスリ君とオウギ君、アトラ君、フォウル君の4人はオラリオ外の実家に一時帰省すると言ってた。10日位で帰って来る予定だったかな?
つまり、暫くの間はテレシア君とベル君の2人と3人だけで過ごすという訳だ。っと、そんな説明をしている内にマイ本拠地に着いてしまった。まだ2人とも帰ってないかな?
「ただ〜いま〜」
「お帰りなさい、ヘスティア様」
一応言っておくけど、僕は本拠地に誰も居なくても帰宅時の挨拶をする派だ。今回はテレシア君がいたけど。
「ただいま、テレシア君」
「お帰りなさい、ヘスティア様。そして、私もただいまです」
「うん。お帰り」
帰宅時の挨拶を互いにしながら僕が普段から外出時に着ている外套を脱ぐと、テレシア君は自然な流れでその外套を受け取り、クローゼットへとしまってくれた。
………この遣り取りだけ見ると、ボクとテレシア君が夫婦みたいだ。ボクが夫役でテレシア君が妻役。どうせならベル君が夫役でボクが妻役をやりたい。
「―――ティア様?あの、ヘスティア様?」
「ん?ああ、ごめんよ
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