388部分:第五十三話 氷の妙技その五
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が向けられ激しい戦いがはじまろうとしていた。
「さて、アクエリアスよ」
「我等五人が相手ならば」
「その命運は決まったも同じ」
カミュを前にしてそれぞれ言う彼等であった。
「特にだ」
「貴様は確か」
カミュは今一歩前に出た男を見て声をあげた。
「確かネビロスの」
「そうだ。ネビロスのクレーベ」
ここで自ら名乗ってみせたのであった。
「私のことを知っているとは殊勝なことだ」
「名前は一度聞けば覚えることができる」
静かな言葉でこう返したカミュであった。
「それだけでな」
「そうか。では他の者達のことも覚えているというのだな」
「無論」
今度は一言での返答だった。
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