暁 〜小説投稿サイト〜
とある3人のデート・ア・ライブ
第十章 仮想世界
第8-3話 上条と八舞姉妹
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
連れて帰ろうとした。

と。

耶倶矢「あ、ちょっと待って」

夕弦「首肯。渡したいものがあります」

二人はそう言ってかばんの中からあるものを取り出した。

上条「キーホルダー?」

それは三センチくらいの可愛いイルカの小さなキーホルダーだった。

上条「えっと……急にどうしたんだ?」

耶倶矢「まぁ、今日つきあってくれたお礼もあるんだけど……」

夕弦「感謝。私たちを救ってくれたお礼も兼ねてです」

上条「救ってくれたお礼?」

耶倶矢「ほら、修学旅行の時の……」

言われて、上条は二人が何が言いたいのか理解した。確かにあの時は士道と一緒に色々苦労した。二人は喧嘩するわ、DEM社が乱入してくるわ、空中でもなんか戦っていたわ……。

だが、本当の意味で彼女達を救ったのは……

上条「それをしたのは士道だろ?」

耶倶矢「最終的にはそうだけど、でも当麻の協力があったから私たちは救われたと思ってる」

夕弦「同意。もしお二人がいなかったら今頃私たちは……」

どっちかがいなくなっていた。

それは、言葉にしなくても伝わった。

もし、上条が少しでも二人を救えたなら、心の支えになっているというのなら。

上条「……ありがとう。大切にするよ」

上条は、その好意を素直に受け取ることにした。












上条「なくしそうだなぁ……」

耶倶矢「なくしたら、わかってるよね……?」

夕弦「首肯。首飾りと同じくらい大切にてください」

上条「さっそく上条さんの命がヤバいッ!!」




[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ