384部分:第五十三話 氷の妙技その一
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等はバベルに対してもその目を向けるのだった。その目もまた激しい闘争心に燃えたものであった。まさに狂闘士そのものの目であった。
「貴様の首も貰っておこう」
「今ここでな」
「そうか。ならば見せよう」
バベルはここで構えた。左手を上に、右手を下にして。そのうえで自身の身体に黄金の小宇宙を帯びそのうえで今攻撃に入ろうとしていた。
「このセントールのバベルの技をな」
「ならば見せてみろ!」
「その技をな!」
インプ達は口々に叫びそのうえで三叉の槍を手に突き進む。バベルは今その彼等に対してその炎を放ったのだった。
「フォーティアルフィフトゥラ!!」
「何っ、この炎は!」
「炎の渦か!」
突き進む彼等をその炎が包み込んだ。そして一瞬のうちに焼き尽くすのだった。
「ば、馬鹿な・・・・・・」
「セントールの炎、これまでとは」
「聖闘士を侮らないことだ」
バベルはその炎の中で事切れていくインプ達を見て言うのだった。
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