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ラブライブ! コネクション!!
Track 3 STOMP:DASH!!
活動報告15 みゅーじっく ・ すたーと! 2 『ファーストライブ』
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のファーストライブや私達のファーストライブと同じなのだろう。
 自分達の経験からと、自分達のライブへ来てくれる人達への考慮(こうりょ)なのかな。
 時間に(しば)られることなく、自分自身の気持ちと向き合えるように。
 そう、自分の本当にやりたいことを選べるように。
 と言うよりも、そもそも入部届に込められた意味がそうだったんだよね?
 うん。目的に囚われていた為に、私達は入部届の意味にも気づけていなかったんだ。
 今更な話なんだろうけど、私はそんなことを思い出して心の中で苦笑いを浮かべるのだった。

♪♪♪

 そんな風に心の中で苦笑いを浮かべながら入り口の方を眺めていると、沢山の生徒が講堂へと入ってくるのが見えた。
 それは、もう! 全校集会でもあるのかなって、錯覚するくらいに!!
 まぁ、お姉ちゃん達のライブなんだから当たり前なんだろうけどね?
 そんなことを思っていたら、先頭に海未さん、ことりさん、花陽さん、凛さん、真姫さんの姿を見つけた。しかも全員まだ制服のままだし。まぁ、お姉ちゃんもなんだけどね?
 だけど、ライブの主役がお客さんと一緒に入ってくるって!?
 一瞬驚いたんだけど、学院のライブなんだし、部活説明会の一環だからなんだろうなって苦笑いを浮かべて心の中で思いなおしていた。
 親しみやすいって部分もお姉ちゃん達の魅力だろうから。なんてね。

 海未さん達は階段を下りて近づいてきた。後ろを歩いていた生徒達も、前の方から席へと移動している。
 だけど前の方にいる絵里さん達、ツバサさん達に気づくと歓喜の声を上げていたのだった。
 まぁ、有名人ですからね? 気持ちはわかりますよ?
 でも、まだ私達ってステージ上にいるんだけどね? まぁ、仕方ないんだろうけど。
 そんなことを苦笑いの表情で見ていた私達に気づいた数名が、笑顔で手を振ってくれていた。
 私達も笑顔で会釈(えしゃく)を返す。
 すると、他の人も前に倣え状態で、私達に手を振ってくれるのだった。

 その間、海未さん達は絵里さん達と立ち話をしていた――って、何で!?
 いやいや、お姉ちゃん達これからライブなんだよね? しかも、制服のままじゃん!
 もう、お客さんも半分以上入っている状態なのに。
 ――なんて思っていたんだけど、それ以前に私達がステージにいるのも不自然な話だろうって気がついた。
 だって、私達のライブはとっくに終わっているんだもん。お姉ちゃん達のライブが迫っているんだからね?

 私だけじゃなくて亜里沙と涼風も今気づいたみたい。私達は同じような苦笑いの表情で目配せすると、ステージを下りようと舞台袖へと歩き出したのだった。すると――

「……あー! たいへんだー!」
「――えっ!?」

 突然背後から、
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