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ラブライブ! コネクション!!
Track 3 STOMP:DASH!!
活動報告14 きらきら・せんせーしょん! 2 『ファーストライブ』
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からもみんなと、ひとつになりたい。そう、こころをキラキラ輝かせたい!
 ステージに照らされている光だけではない。みんなの場所も。みんなの心にも。

♪♪♪

 歌い終わり、メロディが消えて3本のスポットライトに照らされた私達を、暖かな拍手が包み込んでくれていた。
 ツバサさん達と絵里さん達はスクールアイドル達を何人も見てきている。そして、その中でトップを走り続けてきた。
 そんな人達からすれば、私達のパフォーマンスなんて全然ダメなのかも知れない。
 それでも、今の私達の精一杯の想いを伝えたつもり。これからも精一杯伝えていきたい。
 私達の想いを感じ取ってくれたのだろう。全員が満面の笑みを浮かべながら()しみない拍手を与えてくれていたのだった。
 私は全員の満面の笑みを眺めてから、笑顔で亜里沙と涼風の方へと笑顔を向ける。
 歌い終わったばかりだから息が上がって声にはならない。それでも亜里沙と涼風も同じ笑顔で私を見つめていた。
 私達は顔を見合わせて、無意識に衣装に手を当てていた。
 汗でビッショリになっているけれど、歌う前よりも何故か馴染(なじ)んでいるような気がする。
 あっ、別に(ちぢ)んだとかじゃないよ?
 きっと、同じ道を進んだ――ひとつになれたからなんだと思う。
 
 これが、お姉ちゃん達が見てきたもの。
 これが、お姉ちゃん達が感じてきた想い。
 これが、お姉ちゃん達の目指しているライブ(・・・)なんだ。
 私は未だに鳴り響く拍手に包まれながら、ライブの余韻(よいん)(ひた)っていたのだった。

♪♪♪

 そんな拍手だけが鳴り響いている講堂。余韻に浸っている私の耳に階段を下りてくる足音が聞こえる。
 
「――お姉ちゃん?」

 足音に気づいた私が振り向くと、制服姿のお姉ちゃんが私達の方へと歩いてきたのだった。
 だけど普段と雰囲気が違う。お姉ちゃんとは思えないくらいの()ややかな表情。
 ううん。今の目の前のお姉ちゃんの雰囲気を私は初めて見た。まるで――
 今の講堂を包み込んでくれている『充実感に溢れている』私達のライブを全否定(・・・)するかのように。

 なんで、そんな表情で見ているの? 自分のライブ直前だから?
 精神を集中しているのかとも思ったけれど、お姉ちゃんは『完璧よりも楽しむ』方を優先する。
 そう、ライブの完璧さよりも、みんなで一緒に楽しんでいられるライブを目指しているんだ。
 そんなライブに亜里沙と涼風は惹かれているんだって。
 私もそうなんだけどね?
 そう言う部分が『応援したくなっちゃう』んだと思うし、そんなライブが『みんなで叶える物語』なんだろうね? 
 それには自分がまず楽しめなくちゃ、ファンの人を楽しませることな
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