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亜人學園
依頼
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【職員室】

 男「それで話っていうのは?」

 ハピ姉「話というのは他でもない、亀娘ちゃんのことよ」

 男「他でもないと言われても全く知らない人なんですけど…」

 ハピ姉「今日一人来てない子いたでしょ?」

 男「ああ、そういえば」

 ハピ姉「その子が亀娘ちゃん」

 ハピ姉「その亀娘ちゃんの家のハウスキーパーをお願いしたいのよ」

 男「家政婦ってことですか?」

 ハピ姉「そんな感じ。んで、ついでに弟君から学校来るように説得してくれない?」

 男「え!?説得ですか!?」

 ハピ姉「一応学力的には全く問題ないしうちは実力重視だから試験さえパスすればOKなんだけど」

 男「というか何でわざわざ僕なんですか?生徒会長とか風紀委員長とか相応しい人いっぱいいるんじゃ…」

 ハピ姉「確かに普通そうなんだけどー、あの子怠け者でそういうタイプの人毛嫌いするのよねー」

 ハピ姉「それにアフターケアも必要だろうし」

 男「それで同じクラスで頼みやすく断りにくいであろう僕に白羽の矢が立ったと…」

 ハピ姉「Exactly!(そのとおりでございます!)」

 男「そんな気持ちよく肯定されましても!」

 ハピ姉「それだけじゃないのよ?世話やくの好きなタイプだし適任かなーって」

 男「確かにそうですけど」

 ハピ姉「ちゃんと報酬も払うわよ?」

 男「…報酬」ピクッ

 ハピ姉「学食の券三ヶ月分」ポン

 男「さ、三ヶ月分!?最高レベルの学食と噂の食堂で三ヶ月タダ…!」

 男「ちょっと怖くなってきたんですけど…財閥のご息女さんとか?」

 ハピ姉「まぁそんなところかな」

 ハピ姉「とはいえ亀娘ちゃんマンションに独り暮らしだからあんま気にしなくても大丈夫よ」

 男「独り暮らし!?お金持ちなのに自立してるなんてすごいなぁ」

 ハピ姉「引きこもりなんだけどね」

 男「いやまぁそうなんでしょうけど…」

 ハピ姉「親御さん心配してるらしいのよねー家事なんてできない癖に独り暮らしするってメイドも連れてかないって」

 男「よく独り暮らし許しましたね?!」

 ハピ姉「こんなこと頼んでくるくらいの親バカだし」

 男「理解があるんだかないんだか…」

 ハピ姉「んでどうする?やる?」

 男「やりましょう!やらせてください!」



 秘書「そんなにヤりたいならボクが居るじゃない!」ガラッ



 ハピ姉「出たな変態!どこから嗅ぎつけてきた!」

 男「」

 秘書「水臭い…いや磯臭いじゃないか弟君!ボクに頼めばいつだって」ガッシ

 男「」

 ハピ姉「言い直してんじゃねー
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