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fate/EX=zero
天才少女の月旅行
狂戦士の咆哮
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タスは純粋な殴り合いでならスパルタ王さえ圧倒するのだから!

「来なさいバーサーカー!!」

霊体化を解除させ姿を現したこちらのバーサーカーは……

「ちょっとちょっとお姫様!あれはいくらなんでも規格外すぎますよ!」

「■■■■■!!!!!」

思いっきりビビッていた

はっきり言おう想定外だ

「こんな反則系サーヴァントが参加してるなんて全然フェアじゃないですよこの聖杯戦争!!」

見かけによらず素早く突っ込んでくる敵バーサーカーの斧を何とかランスで弾くこちらのバーサーカーは未だかつてないほどの焦りが見える

私闘とみなしてムーンセルが警告を発するが止まりそうにない

「すっごい!私のバーサーカーの斧を弾けるなんて!初めて見たときから思ったけどあなたって本当面白いのね!」

無邪気に笑うイリヤスフィール
その姿を確認した数秒後にはこちらのバーサーカーが吹き飛ばされてしまっている

筋力以外のパラメーターが軒並みこちらの方が劣っているのだろう

驚くことに強固なアリーナの壁が崩壊するくらいの威力のようでこちらのバーサーカーが壁にめり込んでしまっている

「バーサーカー!!」

慌ててすぐに回復アイテムを使用して傷を癒すがこの強さは……

「まずいですね、相手のバーサーカーあの強さは恐らく1つの神話や1つの戦争の頂上に立つレベルの力ですよ」

最高ランクのサーヴァントってことか
レオのガウェインでさえこのサーヴァントには敵わないかもしれない

一体何者だ?

「■■■■■■■■!!」

考えている時間も与えてくれない

咆哮しながら再び攻撃を再開してくる敵のバーサーカー
速過ぎる!!


これは死んだ





「お姫様!」

ドン!

ぐしゃ


こちらのバーサーカーに押されて私は助かったが……バーサーカーは真っ二つだ


「お姫…様……」

体が崩れていく私のバーサーカーを見てイリヤスフィールが喚く

「なぁんだもう終わりなの?つまんなーい!もっと楽しめると思ったのにー!」


イリヤスフィールのバーサーカーがトドメを刺すために私のバーサーカーにゆっくりと接近する

ずしん

ずしん

歩くたびに地鳴りがする

「あーあ、この様子じゃマスターのほうも茫然としちゃって何もできないわね。終わらしちゃってバーサーカー!」

「■■■■■■■」

斧を振り上げ

振り下ろす


ぐしゃり



















そして



















バーサーカーの消滅が私にとっての死亡と認
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