天才少女の月旅行
狂戦士の咆哮
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ーカー化が付与されてるのに普通に会話できてるから精神干渉能力に抵抗できるかわからないんだから」
普通……かどうかは別として会話できる以上そういった能力を持つ存在が近くに居ることになるんだからバーサーカーが操られる可能性を考慮しなくてはとか考えていたのだがバーサーカーはこんなことを言い出した
「いえいえ、私は大丈夫ですよ!」
自信ありげに胸を張るバーサーカーは続けて
「隠しているわけではなかったのですが実は私のスキル……無辜の怪物の効果に高ランクの自己暗示スキルの効果が含まれているんですよ」
自己暗示スキル…………自分に暗示をかけて精神に関わる能力に対して高い防御効果を得ているってわけか…ん?待てよ
「えーっともしかしてバーサーカー化の効果も防いじゃってるの?」
バーサーカーであるメリット……デメリットでもあるが理性を失う代わりにステータスが上がるという効果を受けていないのだろうか?
「ふふふふふ………まるで自慢になりませんが私は狂っているのが普通のようなものなのでバーサーカー化による効果の方向性を自己暗示で操作しているわけです。つまり!私は正しくバーサーカー!いつだってお姫様にぞっこんラブで狂ってますよ!!」
聞かなきゃよかった
さっさとアリーナへ行こう
アインツベルン家のお人形の実力をよく知らないのだが魔力を無尽蔵に使えるというのは中々厄介だ
私の魔力の保有量は無尽蔵と評されることがあるが本当の意味で無限ではないわけだし何より行使できる量が魔術回路のせいで限られている
早く臙条のサーヴァントになんとかしてもらわなくては
アリーナへ入ると何とイリヤスフィールが待っていた
腕を組んで仁王立ちで子供っぽく可愛らしい…背後に巨大なサーヴァントを配置した状態でなければなければだが
「おっそーい!!いつまで待たせる気だったのよ!!」
「え?あ、ごめん」
反射的に謝ってしまう
イリヤスフィールの背後にいるサーヴァントへ視線を移す
でかい
2mは余裕で超えている
武器は巨大な斧剣
「待たされた分思いっきり遊んでもらうんだからね!やっちゃえバーサーカー!」
いきなり仕掛けてきた!?
「■■■■■■■■!」
咆哮する敵のサーヴァント……バーサーカーって呼んでたっけ?
あっさりクラスを明かすとはどういうわけかってそんなことより!!
「バーサーカー同士の戦闘となると純粋にステータス勝負になりやすい……」
ならこちらのバーサーカーに軍配が上がるだろう
高ランクのバーサーカー化によるステー
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