Track 3 STOMP:DASH!!
活動日誌13 それは・ぼくたちのキセキ! 1 『ファーストライブ』
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
とだけ《・・・・・・》がライブを開催することの意味じゃない。
こう言う、みんなの想いに触れて、その想いを受け止める。繋がりを感じることがライブを開催する本当の目的なのだろうね。
私達はHRが終わった直後の、足早に教室を出ようと思っていた気持ちとは正反対に――クラスに溢れる応援の雰囲気に包まれながら、ゆっくりと確実に、みんなの想いをかみ締めながら教室を出るのだった。
♪♪♪
「あっ、お疲れ様ー」
「「「お疲れ様です、ことりさん」」」
「お疲れ様」
「「「お疲れ様です、花陽さん」」」
部室を訪れた私達を、笑顔でことりさんが出迎えてくれていた。珍しく今日は花陽さんも来ているみたい。
花陽さんも続いて出迎えてくれていた。
あっ、普段はアルパカの世話をしていて、みんなよりも遅れてくるって意味だからね?
私達はそんな2人に挨拶を交わして中に入った。
だけど珍しい組み合わせかも? 天使と天――恥ずかしいから、やめとこ。
どうやら、お姉ちゃんと海未さんは生徒会として部活勧誘のサポートがある。そして、凛さんと真姫さんはライブに向けての事前チェックがあるから来ていないらしい。
本来なら、ことりさんと花陽さんも行くはずなんだろうけど?
私達のサポートと、きっと緊張しているだろうからって、緊張を和らげる為に部室に来てくれたんだって。
そう言うことなら珍しい組み合わせでもないのかな? だって天使と天――恥ずかしいから言わない! なんてね。
私達がテーブルに鞄を置くと――
「あっ、3人ともコッチに来てくれる?」
続き部屋の扉の前でことりさんが声をかけてきた。私達は慌てて彼女の方へ歩いていった。
ことりさんは続き部屋の中へと歩いていく。それに倣い私達も中へ入ると、そこには3着のステージ衣装が私達を出迎えてくれたのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ