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アンジュリーゼ物語
第17話 暗黒に戻りし天使
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、剣を振ってビルキスを仰け反らせる。

こちらはミスルギ宮。
アンジュリーゼは、皇室のテラスで「永遠語り」という歌を歌っている。
そのテラスにシルヴィアが歩き寄ってきた。
シルヴィア「その曲、お姉さまと一緒に歌わせてください!」
シルヴィアは、アンジュリーゼと共に「永遠語り」を歌う。

エルシャの乗っているレイジアは、ヴィクトリアと戦っている。
ターニャ「料理好き同士で戦うことになるとはな。」
エルシャ「私は今は幼稚園の保母なの。なのでここで果てるわけにはいかないわ!」
ターニャ「守るものがあるとはな。」

クリスの乗っているテオドーラは、エイレーネと戦っている。
クリス「エンブリヲ君が与えたこのラグナメイル、どんなものだ!」
イルマ「私も、エンブリヲ様からこのラグナメイルを与えられたの。もう第三中隊のヘナチョコなんかじゃないということを思い知らせてやらなくちゃね!」

ヴィクトリアとエイレーネは、燃料があと少しになった。
ターニャ「今日はここで撤収だ。エルシャ。またいつか、どちらの料理が美味いか競えればいいんだがな。」
イルマ「ちょっとは私の強さを認めてくれたかしら。」
ヴィクトリアとエイレーネは撤収した。

ビルキスのみが相手として残った。
アンジェラ「これ1つだけでも、貴女達を葬って見せる!」
ビルキスは、ビーム弾をあちこち目掛けて発射する。
クレオパトラ、レイジア、テオドーラは、その弾をビームシールドで防ぐ。
そしてそれら3つの機体は、ビルキスを包囲。
サリア「ビルキスはいただくわ。エルシャ、クリス、用意はいい?」
エルシャ、クリス「OK!」
サリア、エルシャ、クリス「ダイヤモンドローズ・トライアングル!」
3つの機体は、同時にワイヤーを発射。
そのワイヤーでビルキスを拘束する。
アンジェラ「ここまでか…!」
すると、エンブリヲのラグナメイルであるヒステリカが現れた。
そのヒステリカは、ビームライフルでワイヤーを千切り、ビルキスを開放する。
アンジェラ「ありがとうございます、エンブリヲ様!」
エンブリヲ「ダイヤモンドローズ騎士団の諸君。中々の戦術だ。」
サリア「エンブリヲ様、貴男がヴィルキスを奪ったのは本当ですか?」
エンブリヲ「本当だ。私は嘘をつかない。ビルキスとの戦いはいかがだったかね?」
エルシャ「エンブリヲさん、どうしてあんなことをするのですか!?アンジュリーゼがどんな思いだったと思っているんですか!?」
エンブリヲ「皇女には少し休ませなくてはならないのでね。」
クリス「嘘くさい…。」
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