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HUNTER×HUNTER 六つの食作法
011話
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ない大切な存在、ある意味自分よりも。そんな人物の命を懸けた場合はすごい力を発揮するだろう。だがそんな事を……!!

強い力は欲しい、だが彼に死んでほしくない。それでも彼は自分とともに戦ってくれると誓ってくれた、そんな気持ちも裏切りたくない。ぐるぐると交錯していく考え、だがそんな混乱も次の瞬間には冴えた。頬が叩かれた。

「単純な事だ、お前が制約を守りさえすれば俺は死なないから無問題だ。それにお前なら絶対に破らないだろ?そして俺もその制約を破らせないように動く、これなら万事解決だ」
「シャネル……本当に、いいのか……?」
「勿論」

迷いという文字など無いほどに澄み切った瞳にクラピカは圧倒されていた。今のシャネルの瞳の輝きは本物、緋の目のように美しかった。そしてクラピカも決意した。彼の、心意気と覚悟を受け取ると。

「シャネル、その覚悟受け取らせてもらう。私に、命を預けてくれ」
「ああ。俺の命、やるよお前にな」
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