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活動日誌7 ぼくらのライブ・きみとのライフ! 2
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た活動を始める必要はなかったんだよね?
 同じスクールアイドル研究部。一緒に練習をすれば良かったんだと考え直したのだった。
 その上で自分達だけの練習を増やしていけば良かったんだ――今日の花陽さん達みたいに。
 そんなことを全員が感じていたから、同じ答え(・・・・)になったのだろう。

♪♪♪

 お姉ちゃん達と一緒に練習をすることについて、特に理由は聞かないし誰も話さなかった――
 ううん、答えなくて良いんだよね?
 みんな、わかっているんだから――
 胸にえがいた場所は同じなんだから。
 その代わり、私達は自分たちの見続けてきた憧れ(・・)について語った。
 今、同じ場所にいる――
 いつか私達も憧れを抱いてもらえるようになりたい――いや、絶対になるんだ!
 そんな譲れない2人の――
 ううん、私も含めた3人の瞳の(きらめ)きを見て――
 やっぱり、この3人なんだって強く感じていた。
 
 とにかく、今日から私達3人の活動が始まったんだ。
 この先、さまざまなことが起こるかも知れない。
 (つまづく)くこともあるかも知れない。
 だけど、思い付きでも良いから追い続けたい。
 こころ踊る場所を、見つめ合える嬉しい冒険の道のりを。
 私達の(ライブ)が! 
 亜里沙と涼風との生活(ライフ)が!
 こうして幕を開けたんだ!

 私は心の中で、お姉ちゃん達が9人になって初めて歌ったアノ曲を口ずさむ。
 私達の笑顔はどこまで届くのだろう?
 それはわからないけど、私は亜里沙と涼風と一緒に届けていきたいと強く思った。
 これから始まる――
 私達3人の偶然と言う名の希望の欠片を集める冒険の始まりに胸を躍らせながら――亜里沙と涼風と私。
 3人で、これからの活動について話し合っていたのだった。
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