Track 2 受け取るキモチ 繋げるミライ
活動日誌7 ぼくらのライブ・きみとのライフ! 2
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」」」
「それで――もし貴方達だけで練習をするんだったら、コッチのスペースを自由に使ってくれてかまわないから」
「「「ありがとうございます!」」」
「でも、そうね? 今日は、もう帰っても良いわよ? 私達はまだ練習していくけど、私達に付き合う必要もないんだし……さすがに初日は疲れたんじゃない?」
「「「…………」」」
「……まぁ、帰ってしまうでも良し……どこかで練習メニューを話し合うでも良し。自由に決めなさい?」
「「「はい」」」
基礎を教わり、ちゃんと覚えたことを確認すると――
真姫さんは今後コッチ側を練習スペースとして使って良いことを告げると、もう帰っても良いと言ってくれた。
私達は無言で苦笑いを浮かべていた。
正直な話、まだ居残って練習が出来るほどの体力なんて残っていないから。
とは言え、基礎を教わったばかりで帰ってしまうのは気が引けるんだよね?
ほら、お姉ちゃん達が練習するんだったら見ているのも勉強になるしさ?
自分達で練習メニューを考えて別行動で練習をするとしても、やっぱり部活動な訳だし?
疲れたから帰るって言うのも後輩としてどうなんだろうって感じていたから。
それを察してくれたのか、苦笑いを浮かべて、私達で帰るなり話し合うなりすることを薦めてくれていた。
たぶん、残らないで済む理由を作ってくれたんだろう。
真姫さんは私達が了承すると、微笑みを浮かべて自分の練習に戻ろうとしていたのだけど――
「……そうそう、貴方達に伝えることがあったわ」
そう言いながら私達の方へ振り返った。
そして、微笑みを浮かべると――
「別に急いで作る必要はないのだけど……貴方達3人で1曲作詞してみなさい? 出来たら私が曲を作ってあげるから、持ってきて?」
そんなことを告げたのだった。
えっ? 作詞ですか?
私達3人は驚いて顔を見合わせていた。
だって今日初めて3人で活動したんだし、まだまだ練習メニューを模索している――いや、してもいないんだけど。
そんな状態で、もう作詞ですか?
そう感じていたのがバレたのか、真姫さんは苦笑いを浮かべて――
「別に、急がなくても良いわよ? それに1人1曲じゃなくて、3人で言葉を繋いで1つの曲を作れば良いんだから……自分達の曲の方が、色々活動する面で優位だと思うし、誰かの曲よりも自分達の曲の方が練習も楽しくなると思うわよ?」
優しく伝えるのだった。
確か、お姉ちゃん達の曲――
去年の第2回ラブライブ! の最終予選で歌ったアノ曲。
そう、私達受験生の為に実施された音ノ木坂の学校説明会のあった、大
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