1章旧校舎のディアボロス
5話金髪シスターと新たな相棒との出会い
[5/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
たか?」
『うん、足を二発光の銃弾でね。今は部長が治療しているよ』
「そうか、だったら、イッセーにはアーシアは無事保護したって言っといてくれ、俺も少しやることができた」
『うん、わかった。じゃあまた明日』
「ああ」
俺はそう言って通話を切り、机の上に二つの銃を置きながら今度はアザゼル総督にかける
ちなみにこの二丁の銃、両親の遺品である魔法銃だ。
名を『叛逆の双龍銃』
両方に暁家の紋章が刻まれており、二つの黒い銃身に赤いラインが幾重にも刻まれている、この銃には特殊な術式が組み込まれており、俺の魔力を様々な性質を持つ弾丸に生成して打ち出すことができる特製の銃だ
アザゼル総督に保護されてから、滅龍魔法以外も使えるようにしようと考えて、この双銃や他の武器、魔法も使いこなせるようにした。その結果、滅龍魔法以外も結構使えるようになった
『あ?どうしたアレン』
「総督、この前頼んだアレ、なにかわかったか?」
『あー、アレか。ああ、お前の言う通りだった、うちの組織から中級下級含め約4名の堕天使が本部から消えたんだが、その町にいるんだろ?』
アザゼル総督の言葉に俺は頷く
「ああ、さっきはぐれ悪魔祓いに所属していたシスターを保護する際、その四人と交戦したんだが、軽くあしらってやったよ」
『シスター?なんでまたそんなことをした?』
「それは彼女が回復系神器である『聖母の微笑み』を宿していることと、後は・・・まあ、友達の頼みだからかな」
『友達?お前に同年代の友達っていたか?』
・・・総督、あんた何気にひどいこというな。俺にも友達の一人や二人はいるぞ
「高校入ってからできたんだよ。・・・それと処分の話だが、俺は明日の深夜にやるつもりだ。それでいいか?」
俺は銃の手入れをしながらそういう
『ああ、構わねえ。それはそっちの好きにやってくれ。それと、『聖母の微笑み』はレア神器だからな。よくやった。』
なんか、この人に褒められると、無性に落ち着かなくなるな。なんでだろ
『そうだ、アレン、お前彼女できたか?できたんなら教えてくれよ』
ブツッ
問答無用で通話を切る。本当にこういうところは変わってねぇんだな
よし、決めた。今度会ったら一発殴ろう。今までの恨みを込めて
まあそれはいいとして
明日、か
「まあ、今はもう寝るか」
俺はそのあと、銃を棚の上に置いてソファーに寝転がり、ゆっくりと目を閉じた
『ーーーふふっ、あなたが今代の暁の滅龍魔導師で、私の主人ですね』
ーーーーッッッ!!?
だ、誰だ、今の声は・・・?
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ