1章旧校舎のディアボロス
5話金髪シスターと新たな相棒との出会い
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は額に青筋を浮かべながら、そう言う
「ああ、おかしいな!おかしすぎて笑っちまうよ!!たかが下級堕天使がこの俺を殺すなんてほざくんだからな!!お前ら程度の雑魚が俺を殺せると思ってんのか?・・・調子に乗るのもいい加減にしろよ」
俺はそう言いながら、殺気を上空にいる、レイナーレと他の堕天使に向ける
こういうタイプは挑発したら、すぐに乗ってくるからな
それにこいつらは自分以外の種族を見下している。たとえそれが堕天使の総督の直属の部下である人間だとしても
「人間風情が!!お前達、こいつを殺せ!!」
「「「御意!!」」
レイナーレの指示に残りの3人の堕天使が頷き、四人一斉に光の槍を投げてくる。確かに普通の人間なら即死レベルの攻撃だけどな・・・俺には効かねぇな
俺は4本の槍をアーシアを抱えている反対の腕で横薙ぎに払い弾き飛ばす
「「「「なっ!?」」」」
「だからさー、言っただろ?お前らの攻撃なんざ効かねぇんだよ・・・まあ、そろそろ鬱陶しくなってきたから、これでおいとまするか。アーシア、しっかり掴まってろよ」
「は、はい、わかりました」
そう言いアーシアは俺の服をぎゅっと握って、俺に体をくっつけてくる。
・・・これはこれで役得な位置だが、今は無視だ無視
そして俺はアーシアの体を掴むと、足に力を込めて真上に高く飛び上がる
「へ?きゃぁぁぁ!!!!」
「なっ!?そんな馬鹿な!!」
俺は唖然とする堕天使達を飛び越え見下ろせる位置まで飛び上がり、さっき使っていた銃で四人の堕天使に照準を定める
「さてと、とりあえずこいつでもくらっとけ、爆裂の龍焔弾」
俺は下にいる四人に爆破の性質を付加させた弾丸を数十発速射する。次の瞬間、、地面に着弾した弾丸はそのすべてが爆ぜ、あたりを爆炎と土煙で覆った
「これで、しばらく時間稼ぎはできたかな。よし、アーシア逃げるぞ」
「は、はい」
俺は風魔法でその場に浮かびながらその様子を見下ろし、隣にいるアーシアに声をかける。最初飛び上がる時に悲鳴をあげていたけど大丈夫なようだ。
そして転移魔法で事前に自宅に描いといた魔法陣につなぎ、俺たちも撤退する
そして俺たちは転移の光に包まれた
光が晴れた時俺たちは俺の部屋にいた。どうやら、無事なんの妨害もなく転移できたらしい
俺は一息つき、掴んでいたアーシアを離す。だが、アーシアはまだ俺の服を握っていた手を離さなかった
「ふぅー、もう離していいぞアーシア」
「は、はい、あの、助けてくださってありがとうございます」
「気にすんな、ダチの願いを聞いただけだ」
俺はそう言いながら彼女の頭を撫でて落ち着かせ
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