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うちはオビト逆行物語 [ 逆行?何それ美味しいの?] 壱
うちはオビト逆行物語 〜初めてできた家族〜
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にはいかない。

「あら、オビトくん?」
「あ、どうも。」
うちは領であったのは最近出会うことができた人だ。
「丁度良かったわ、ちょっとお願いがあるのだけれど・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・と言うわけで、連れてきちゃったんだけど、ごめんな。」
「まぁ、いいのよいいのよ、可愛い孫が2人になったみたいなものだからね。」
・・・なにがあったかと言うと、まぁ単刀直入に言うとさっきあった人の子供をしばらく預かって欲しいと頼まれたのだ。
その子が。
「ど、どうも・・・シスイ、です。」
そう、シスイだ。
コイツも俺のせいで犠牲に・・・なったに近い1人だと、考えていた。
だから下忍になってからはなるべくシスイのお母さんに接触するようにしていたのだ。
しかもシスイとの交友関係もよし、流石俺。
ただ一つ問題なのが。
「・・・お母さん病気だったのか?」
「はい、もともと身体が弱かったらしいので、多分その影響で。」
おばさんが病気だったという点だ。
正直、余りうちは領にいることも無かったから、さほど気にせずうちはの崩壊を見ていたけど確かにそんな姿は無かった、そしたら・・・。
「あの、オビトさん?」
「ん、わりぃぼーっとしてた。」
悪い考えはよそう。
シスイはいつも真面目であまり素がでてないのか分かんねぇけどとにかくしっかりしたやつだ。
掴みどころがない、ってのもある。
でも凄い才能で、この年でもうチャクラを操れる。
流石は天才と呼ばれたやつだ。
「俺の部屋で敷布団をひいて一緒に寝る感じだけど、それでいいか?」
シスイは俺の部屋を見渡してコクリと頷いた。
俺は不安にさせないように笑顔でシスイの頭を撫でてやる。
ちょっとだけ嬉しそうにして笑ってくれたので良しとしよう。
「オビトさん、あの。」
「シスイ、オビトでいいぜ?」
初めてあった時から思ったが硬っ苦し過ぎる。
呼び名でさえさん付け、これじゃあ寝泊まりするのにもさすがに窮屈だろう。
せめてさん付けが無くなれば少しは良くなるだろうしな。
「・・・でも、オビトさんは年上だし。」
「分かったよ、じゃあ俺に敬語使うの禁止な!」
「え?」
常日頃敬語だからよく分かってねーのか、首を傾げている。
少し強制感があるが致し方ない。
コイツと仲良くなる!そう決めた。
「俺を家族の様な存在にさせてくれないか?」
「家族・・・ですか?」
そうだ、と頷いて部屋の写真を見た。
家族、俺の知らないモノで、この家にはその写真すらない。
でもその関係が一番親しいとしっている。
俺はシスイとそんな関係になりたい。
「・・・だめ、か?」
きっとシスイは困惑してるんじゃないのか。
やはり無理か、という意味で向けた眼差しに写ったシスイは俺の予想と
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