第3章:再会、繋がる絆
第68話「始動」
[6/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
200mほどかと。それと、ジュエルシードの方が近いです。ユーノ様は奏様からさらに300mほど離れています。〉
「そうか...。」
なら、合流する前に結界を張っておくか。
「行くぞ、椿。」
「ええ。」
とりあえず、近くにいる面子でジュエルシードを封印するようにしていくか。
...くそ、僕としたことが、油断してしまうなんて...。
=out side=
―――一方、優輝達が転移された頃、他の皆は...。
「っ....!」
「....これは....。」
優香と光輝はすぐに辺りを見渡し、状況を確認する。
周りには木々。どうやら、人気のない林に転移したようだ。
「...転移の寸前、優輝のデバイスが言ってたな...。」
「妨害...。そう言う事ね。」
転移の座標が狂わされたのだと、二人は悟る。
「まず、ここがどこだか把握しないと...。」
「見た所林...少し歩けば外だな。」
とりあえずという事で、二人は林を抜ける。
「....公園か?」
「...そのようね。...それと...。」
優香は海の上の方を見る。そこには黒服の少年...クロノがいた。
「無事ですか!?」
「何とかね...。そちらは?」
「僕は平気です。...ただ、全員バラバラに転移されたようです。」
降りてきたクロノがそういう。
先ほど海の上に浮かんでいたのは、辺りを探索するためだったのだろう。
「....まずいな。ここには二つも結界がある...。」
「一応、結界を張っておいたので周囲に被害は出ません。...とりあえず、他に誰かいないか探しましょう。」
三人はすぐに手分けして他に誰かいないか探す。
「っ、あれは...。」
「む....。」
沖の方にいる人物をクロノが見つける。
「...ザフィーラか。」
「クロノか。主たちは見たか?」
「いや、僕らも飛ばされてきたばかりだ。」
見つけた人物、ザフィーラを連れてもう一度公園へ戻る。
「...周囲にはザフィーラと...。」
「私しかいなかったようですね...。」
公園へ戻ると、優香がリニスを連れていた。
「これ以上、ジュエルシードを放置する訳にもいかないわ。」
「しかし...二つ結界がある以上、人数が...。」
「そこが問題よね...。」
優香とクロノが悩む。
どちらも放置できないが、一遍に取り掛かれる人数でもない。
バックアップも今はない状態なため、援護も期待できない。
だか
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ