暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第3章:再会、繋がる絆
第68話「始動」
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200mほどかと。それと、ジュエルシードの方が近いです。ユーノ様は奏様からさらに300mほど離れています。〉

「そうか...。」

 なら、合流する前に結界を張っておくか。

「行くぞ、椿。」

「ええ。」

 とりあえず、近くにいる面子でジュエルシードを封印するようにしていくか。
 ...くそ、僕としたことが、油断してしまうなんて...。











       =out side=







   ―――一方、優輝達が転移された頃、他の皆は...。







「っ....!」

「....これは....。」

 優香と光輝はすぐに辺りを見渡し、状況を確認する。
 周りには木々。どうやら、人気のない林に転移したようだ。

「...転移の寸前、優輝のデバイスが言ってたな...。」

「妨害...。そう言う事ね。」

 転移の座標が狂わされたのだと、二人は悟る。

「まず、ここがどこだか把握しないと...。」

「見た所林...少し歩けば外だな。」

 とりあえずという事で、二人は林を抜ける。

「....公園か?」

「...そのようね。...それと...。」

 優香は海の上の方を見る。そこには黒服の少年...クロノがいた。

「無事ですか!?」

「何とかね...。そちらは?」

「僕は平気です。...ただ、全員バラバラに転移されたようです。」

 降りてきたクロノがそういう。
 先ほど海の上に浮かんでいたのは、辺りを探索するためだったのだろう。

「....まずいな。ここには二つも結界がある...。」

「一応、結界を張っておいたので周囲に被害は出ません。...とりあえず、他に誰かいないか探しましょう。」

 三人はすぐに手分けして他に誰かいないか探す。

「っ、あれは...。」

「む....。」

 沖の方にいる人物をクロノが見つける。

「...ザフィーラか。」

「クロノか。主たちは見たか?」

「いや、僕らも飛ばされてきたばかりだ。」

 見つけた人物、ザフィーラを連れてもう一度公園へ戻る。

「...周囲にはザフィーラと...。」

「私しかいなかったようですね...。」

 公園へ戻ると、優香がリニスを連れていた。

「これ以上、ジュエルシードを放置する訳にもいかないわ。」

「しかし...二つ結界がある以上、人数が...。」

「そこが問題よね...。」

 優香とクロノが悩む。
 どちらも放置できないが、一遍に取り掛かれる人数でもない。
 バックアップも今はない状態なため、援護も期待できない。
 だか
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