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活動日誌6 ゆうじょう・のーちぇんじ! 3
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てきた。
 お姉ちゃん達だって、衝突はあったのだろう。
 でも――
 それで友情が変わったりなどしなかった。
 ますます仲が良くなったのかも知れない。
 変に気遣いをして、すれ違うよりはマシだとも思うから。
 お互いがお互いに本気でぶつかる――
 それがあってこその目指すべき場所なんだとも思うから。
 
 今、この時点から私達は3人で進んでいく。
 私と亜里沙と高町さん。ううん――

「……これから、よろしくね? ……涼風?」

 彼女に笑いながら、涼風と名前で呼んで手を差し伸べた。
 そんな私に微笑みながら涼風は――

「よろしく、雪穂……亜里沙」
「よろしくね? 涼風ちゃん」

 手を差し伸べると握手を交わす。
 そして、亜里沙とも握手を交わしたのだった。
 そんな私達3人のことを懐かしむように花陽さん達が眺めていた。
 花陽さんと凛さんは元々の友達だったそうだけど、真姫さんは μ's に入ってから仲が良くなったらしい。ちょうど私達の関係に似ている。
 だけど1年経った3人の雰囲気は昔からの友達のように思える。
 つまり、時間の長さではなく濃さなんだと改めて感じていた。
 私達も来年の今頃には、花陽さん達のような雰囲気が出ていると良いな?
 そんなことを考えながら、涼風と亜里沙を眺めていたのだった。
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