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活動日誌6 ゆうじょう・のーちぇんじ! 3
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だ入部届を提出していない身分。
 部員でもないのに簡単に承諾できない。だから、ごめんなさい――そう言うことだったようだ。

 だけど、私達が手を差し伸べたことにより――彼女自身、()()りがついたのだと言う。
 午後の休み時間を利用して、職員室に行き先生から入部届を受け取った。
 そして担任の先生に提出して、花陽さんに提出を終えて、無事入部を果たしたのだった。
 休み時間毎に姿が見えなかった理由はこんなところだったんだって。
 そして、HRが終わってすぐに帰ったのは――練習着を買いに行ったのだと言う。
 まぁ、今日は体育がないからジャージもなかったしね?

 そんなことを話してくれた彼女を、私と亜里沙は呆然と見つめていた。
 またまた、すれ違いの結果だったんだね?
 彼女が話を終えたから、私と亜里沙も今日の悩み事を打ち明けた。
 私達の話が終わると、誰からともなく吹き出し笑いをしていた。
 さっきまでの落ち着かない雰囲気は、いつの間にか――とても暖かな馴染んだ空間へと変わっていたのだった。

「今、戻ったよ? ……はい、これ」
「……はいニャー!」
「今日は私達からの奢りよ? 遠慮なく飲んでちょうだい」
「「「ありがとうございます!」」」
「まぁ、涼風ちゃんの歓迎会は日を改めてってことでね?」
「ありがとうございます」

 暖かな空間になり、会話が途切れると――
 花陽さん達が戻ってきて、私達にジュースを差し出した。
 ――たぶん、表で様子を伺っていたのだろう。
 だって、昨日のジュースより少し温くなっていたから。
 でも、この暖かな空間によるものだと思っておくことにして、お礼を言って飲み始めたのだった。なんてね。

♪♪♪

 私が感じていること、考えていること。
 それは私にしかわからないことなんだと思う。
 そして、亜里沙には亜里沙の――高町さんには高町さんの感じていることや考えていることが存在する。
 私は超能力者じゃないんだから、他人の思考なんてわかるはずはないんだ。
 今回の件――昨日の話もそうだけど、自分だけで考えていても始まらないんだと気づいた。
 そう――
 自分だけで考えているから、私達はシュンとなっていたんだと思う。
 最初から話をして、話を聞いていれば、こんなことにはならなかったんだろう。
 好きなものは同じだし、素敵と思えるものだって同じだろう。
 だから、私達は友達なんだと思っている。
 
 そして、友情に時間なんて関係ない。
 友情に大切なのは相手だけ――
 お互いが友達だと思えば、それだけで友情が生まれるんだ。
 もちろん衝突することはあるだろう。
 でも、それで良いんだと思っている。
 私と亜里沙だって、何度も喧嘩をし
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