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活動日誌6 ゆうじょう・のーちぇんじ! 2
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こと。このままだと平行線を辿って私達はわかりあえないんじゃないかって思う。
 せっかくお姉ちゃんが壊してくれた壁を私が作ってしまったのではないか?
 そんなことを考えて気が重くなっていたのだった。
 隣を歩く亜里沙は、私が落ち込んでいるから一緒に落ち込んでくれている。
 私達2人で考えた活動方針だったのだから。
 明日は何とか彼女と話をして、これからも友達として接していければ良いな?
 そんなことを考えながら部室への道を歩いていたのだった。

♪♪♪

「「お疲れ様です!」」
「あっ、お疲れニャ!」
「お疲れ様」

 私と亜里沙は部室の扉を開くと、中にいた凛さんと真姫さんに声をかけた。
 椅子に座ってくつろいでいた2人は挨拶を返す。
 花陽さんはアルパカの世話をしているのだろう。
 まだ、部室には見えていなかった――少し気になって私はキョロキョロと周りを見渡していた。
 まぁ、あんなサプライズは昨日だけの話だろうけどね?
 自分の行動に苦笑いを浮かべて、私達も椅子に座るのだった。
 凛さんの話によれば――今日はお姉ちゃん達は部活に来れないらしい。
 そろそろ部活説明会があるから、直前に行う部長会議の準備に追われているらしい。
 私は、ふいに部活(・・)と言う言葉に顔を曇らせる。
 不思議そうに見つめる凛さんと真姫さんに気づいて苦笑いを浮かべるのだった。
 始める前は何も考えずに、ただ入部したかっただけなのに――今は入部したことが重荷になっていた。
 活動方針のこと。
 高町さんのこと。
 色々なことが私の脳裏に渦巻(うずま)いていた。
 もちろん、そんなことは口に出してはいけないことだから誰にも言わないけどね?
 だから、それ以降は普通に笑いながら会話に参加していたのだった。

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