Track 2 受け取るキモチ 繋げるミライ
活動日誌6 ゆうじょう・のーちぇんじ! 2
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ライバルである A-RISEくらいしか知らないのだった。
まぁ、スクールアイドルを目指すんなら周りも見ないといけないんだろうけど?
とりあえず私達は見ていなかったんだよね。
お姉ちゃん達 μ's は、去年で言うと――各学年に3人在籍メンバーがいた。加入時期的にズレは生じるけどね?
更に A-RISE も3人編成だった。
だから、亜里沙はスクールアイドルとは3人編成が基本なのだと思っていたみたい。
まぁ、私も良くは知らないけれど、知っている人達が偶然3人だっただけで――他の人数のスクールアイドルも、前のラブライブ! の大会や合同ライブで見たような気がするから、そう教えてあげたのだった。
「でも……」
「……まぁ、私も別に亜里沙の考えは良いと思うよ? でも、高町さんが一緒にスクールアイドルをやってくれるかは彼女の意思だから……聞いてみるだけね?」
「雪穂……ありがとっ」
亜里沙はスクールアイドルが3人でなくても大丈夫だと知っても、まだ異を唱えようとしていた。
たぶん亜里沙は純粋に高町さんと一緒に活動がしたいんだろうと思った。
でも、それは私も思ったこと――
もちろん、私も亜里沙も2人で活動することに不満はないし、それでも良いと感じている。
だけどそれとは別に、高町さんと3人で活動をしていきたいと感じているのも事実なのだ。
高町さんは海未さんに雰囲気が似ている。そして、亜里沙はことりさんに雰囲気が似ていると思う。
まぁ、私はお姉ちゃんほどリーダーシップが取れる訳じゃないけど?
お姉ちゃんのようになりたいと思っている。
そして――
私の知る限りの人達は、お姉ちゃん達と同じような雰囲気の人達の集まりになっているって思っていた。
リーダーシップを取れる人。
優しく包み込んでくれる人。
そして、そんな2人をキチンと律してくれる人。
だから私達2人には、高町さんのような人が必要なんだろう。
お姉ちゃん達の背中を見続けていた私には、そんな考えがあったのかも知れない。
だから亜里沙が高町さんと言った瞬間――私も彼女と一緒にできたら良いと思ったのだった。
とは言え、それは私達の考え。高町さんには関係のない話だ。
断られても仕方のない話――まぁ、お姉ちゃんは真姫さんに数回アタックして玉砕しても諦めなかったらしいんだけど?
さすがに、1日中顔を合わせる相手に嫌われるのは勘弁だからね? 1回だけ聞いてみるって話で亜里沙の意見を了承した。
亜里沙はそんな私の答えを聞いて微笑みながらお礼を述べるのだった。
♪♪♪
昼休み。
私と亜里沙は昼食を済ませると、高町さんの様子を伺いながら、彼女が
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