5VS6!メガシンカVSメガシンカ
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にもやもやするサファイアだったが、そこに割って入るのは気が引けた。後でシリアがそんなことするはずないと言っておこう……と決めておく。
「さて、妹君の疑問にも答えたところで、さようならです、サファイア君。妹君。今度会うときは、二人がよりトレーナーとして成長していることを祈りますよ」
「ああ……待っててくれよ、シリア!俺、絶対シリアのところまでたどり着いて見せるから!」
「ええ……それでは」
シリアは幽雅に一礼し、その場を去っていった。そして二人きりになるサファイアとルビー。
「……なあ、ルビーとシリアって、仲良くないのか?」
「……まあ、いろいろあってね。さて、これからどうしようか。」
はぐらかされるのはいつものこと。とりあえずカナズミでの一件は終わりを告げたようだった。次の行き先は。
「ムロタウンに行きたいな。次のジムがそこだろ?」
そう言うと、ルビーは馬鹿にした目でサファイアを見た。
「それはわかってるよ。それでどうやってそこまで行くんだい?まさか水着に着替えて泳いでいこうなんて言うんじゃないだろうね」
「フェリーとかあるんじゃないのか?」
「ないよ」
「えっ」
「そんなものはない」
普通なら水ポケモンに乗っていくんだけどね。ボク達にはその当てがないだろう?というルビー。そこへ。
「ああん!?もうチャンピオンいなくなってるじゃねーか!」
どこかで聞いた声。マッハ自転車を猛スピードで飛ばしサファイアを轢くギリギリで避けたその少年は。
「エメラルド!?」
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