Track 1 両手を広げて
活動日誌5 すすめ→とぅもろう! 3
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ん達の進むキッカケになったんだと思う。
スクールアイドル μ's に憧れて、追いかけて入部をした私達に――立ち止っている自分達を見せたくない。
スクールアイドル μ's に憧れて、追いかけて入部をした私達に――憧れて追いかけ続けてもらえるように、前に進む決意をしたんだと思う。
そんな決意を込めたからアノ曲を選んだのかもしれない。
だって――
可能性を感じたんだ、後悔したくないんだ!
私達の前に私達の道があるんだから――
アイドル研究部全員の新しい道が!
お姉ちゃん達の表情が、そんなことを物語っていた。
お姉ちゃん達の表情を見て、私達はこの学院で駆け抜けていくだろう。
まだ見たことのない輝きの向こうへ――
まだ見たことのない世界の向こうへ――
全ての偶然と言う名の奇跡の欠片を集めながら。
まだ見たことのない明日へと進んでいくんだ。
そんな決意を胸にお姉ちゃん達の歌を聴いていたのだった。
私は今感じている想いがきっと、音ノ木坂学院アイドル研究部。
そして、スクールアイドル μ's と言う奇跡を生んだ――
学院の繋がる想い、託した想い、繋げる想いなのだと感じているのだった。
♪♪♪
私、高坂雪穂。国立音ノ木坂学院の1年生。
去年の廃校騒ぎもなんのその!
真新しい音ノ木坂の制服を身に包み――無事に入学式の新入生の席へと座ることが出来たんだ。
今日から始まるんだ。今日から進むんだ。
隣に座る亜里沙と共に――
私達のスクールアイドルが!
……そんな希望に溢れた私達の学院生活。
素晴らしい先輩や卒業生達。大好きな親友。
そして、大好きなお姉ちゃんに包まれて――
歩みだした偶然と言う名の奇跡の欠片を集める物語。
これは、私と亜里沙と――
みんなで夢見た歌作りの物語。
奇跡の欠片へ私達が両手を広げたばかりの――
そんな始まりのお話なのだった。
=Track 1 → Track 2=
♪♪♪♪♪
追加報告。
いや、すごく恥ずかしいけど綺麗に終わったじゃん?
だからこのまま終わらせたいのは山々なんだけどさ?
実際、お姉ちゃん達のライブは凄く感動したし――これで最後だって感慨深くなっていたから、その時に思ったことを書いているんだけど?
聞いてよ?
お姉ちゃんってば歌が終わった時――私達の拍手を笑顔で受け止めてくれた。
そこは良いの!
でも、私達が拍手を終えると――
「……ねぇ、絵里ちゃん達は次のライブ、いつ頃なら平気そう?」
って、絵里さん達に聞いていたんだよ?
いや、意味わかんないでしょ?
だから――
最後だって言ったでしょ? 次って
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