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活動日誌5 すすめ→とぅもろう! 3
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「……まったく、卒業生を働かせるんじゃないわよ? あと、時間ないんだから期待すんじゃないわよ?」
「……お待たせー! ご飯も美味しく()けたよー! つやつやだよ? ほかほかだよ?」
「良いタイミングだったようですね?」
「また、にこちゃんのお料理が食べられるなんて嬉しいぃ」

 4人が料理と炊飯器を持って入ってきたのだった。
 ふと、教室の中央辺りに視線を移した。そこには――
 さっき教室にはなかった床の上にレジャーシートが敷かれて、その上にお菓子や飲み物が並べられている。
 他には、折り紙で折られた飾りとかがホワイトボードだけではなく壁にも散りばめられていた。
 そう、今日卒業生が集まったのは――
 私達を屋上へ連れて行ったのは――
 私と亜里沙の歓迎会と言う名のサプライズパーティー(・・・・・・・・・・)を開いてくれる為だったのだ。

 このパーティーの全貌(ぜんぼう)は、お姉ちゃんが家に帰ってから暴露(ばくろ)してくれた。
 と言うか、お姉ちゃんの発案らしい――まぁ、やっぱりとしか思えないけどね?

 不思議に思っていた卒業生が現れたタイミング――これは予想通り計画されたものだったらしい。
 だけど、卒業生の理事長先生や職員室への挨拶――この段階から違っていたようだ。
 実は、挨拶に関しては私達のところに現れる前に済ませていたらしい。
 ――ちなみに、お菓子やジュースやクラッカーは昨日の放課後に2年生が買い集めて今日の朝に生徒会室へ保管していたもの。食材に関しては卒業生が持ち込んだのだと言う。
 
 卒業生は食材を一旦生徒会室に保管して、理事長先生と職員へ挨拶をする。
 そして、お姉ちゃん達と合流してタイミングを見計らって私達の前に現れた。
 あと、ホワイトボードに貼った張り紙は――今日の生徒会の仕事だったらしい。
 ――いや、生徒会がそれで良いんですか? まぁ、昨日の時点で今日の仕事は片付けていたらしいから良いんだけど。

 その後、挨拶に行くと言って絵里さんと希さんとお姉ちゃんは出て行った。
 その時点で絵里さんと希さんは、生徒会室よりお菓子とジュースなどを回収して生徒会室で待機。
 お姉ちゃんが食材を持って家庭科室へと運び――鍵を閉めて、絵里さん達のところに戻り、鍵を渡す。
 一応、管理責任もあるだろうし、周りに知られたくないからだって?

 その足で部室に戻って、にこ先輩に退出してもらう。
 にこ先輩は絵里さんのところで鍵を受け取って家庭科室へ行き、調理を始める。もちろん、学院側には使用許可を取っていたみたい。
 その後、調理に時間がかかる為に、残った人達で少し雑談をしたあと――凛さんと真姫さんに私達を屋上へと連れ出すようにお願いする。屋上だけしか回らないの
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