ハイスクールD×D×D 予告打ち切り
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お前たちを殺せば、第2のグローバルフリーズは止められない」
「何を勘違いしてやがる。仮面ライダードライブは死んでないし、クリムさんだって死んでいない」
元士郎の言葉を証明するようにトライドロンが駆けつけ、運転席から会長が降りてくる。
『間に合ったようだな。調整に少し時間がかかってね』
会長が装着しているドライブドライバーからクリムさんの声が聞こえる。モニター部分には簡易的な人の顔のような表示がされている。
「クリムさん、なのか?」
『そのとおりだ、イッセー君。今のオレのボディはドライバーそのものだ。生物学的にはクリムは死んだ。これからはベルトさんとでも呼び給え』
「……随分余裕ですね」
『過去を振り返ってばかりではイカンな。それにこの姿だからこそできることもある』
「それって」
『では、見せてあげようか。オレとソーナが出したドライブの最高の姿を』
「そうですね。その前に私からも一言、英雄派を名乗るテロリストたちに言わせてもらいます」
「まだオレ達をテロリスト呼ぶか!!」
「何度だってそう呼びますよ。そもそも三国志の曹操は漢から見ればテロリストでしょうが。そんなこともわからないのですか?大きな偉業を成し遂げて、それを讃えられた者が英雄なんですよ。貴方達はただのテロリストです。誰にも讃えられていないでしょう?そして、そんなことはどうでもいい」
「どうでもいい!?」
「私、こんなに怒ったのは初めてです。容赦は一切しません!!命乞いも許しません!!」
会長がドライバーのキーを回して、あれはトライドロンのシフトカー!?
『Fire All Engines』
「変身!!」
クリムさんが使っていた、全てのシフトカーが会長の周りを走り、トライドロンが変身とは逆回しのように分解され、会長とシフトカーに覆い被さるように装着される。
「仮面ライダードライブ、タイプトライドロン!!」
『私達の心のエンジンに火が灯って初めて生まれるドライブの最高の姿さ。さあ、三人共、君達に尋ねよう。ひとっ走り付き合えよ』
ああ、身体を失おうともクリムさんは、いや、ベルトさんはベルトさんだな。立ち上がり、ドライバーにシグナルチェイサーを装填する。
「変身!!」
『シグナルバイク、ライダー、チェイサーマッハ!!』
ボディースーツとレガースとグローブがチェイサー、それ以外がマッハというごちゃまぜな姿ながらも力が湧き上がる。
「「「ひとっ走り、付き合いますよ!!」」」
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