ハイスクールD×D×D 予告打ち切り
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は中々良いな、相棒」
ドライグの奴、シグナルバイクに魂が移ってから楽しそうだな。
「外では目立つなよ」
「分かっているさ。それにしても自由に動ける身体があるのは良いことだな。自身と比べれば弱すぎる身体だが、これはこれで面白い」
シグナルバイクで部屋中のあちこちを走りながら楽しそうにしている。それを見るのを止めてリペイントの続きを行う。籠手が無くなって赤龍帝としては片落ちになっちまったからドライバーを赤龍帝の籠手のデザインにリペイント中なんだよな。撮影の方でも今回の進化を話に盛り込むことが決定してるからリペイントを急がないと。応援してくれる子供達のためにも頑張らないとな。
「変身することもできず、憧れの背中と相棒に親友を失って、なお戦いを挑むか」
「当たり前だ!!オレが止まることを誰も望んじゃいない!!オレはまだ走れる。オレが走ることで誰かの笑顔が守れるならオレは、何処迄も走り続けてやるよ!!正面からじゃ勝てないからって不意打ちで弱点をつくことや人質を取らないと表にも立てない自称英雄ごときに負けるかよ!!」
生徒会の皆が子供達を逃す時間を稼ぐ必要がある。シグナルマッハブーストもシグナルデッドヒートも壊されて生身で立ち向かわなければならないけど、そんな理由で逃げるわけにはいかない。構えた所で横から銃撃が飛んできてオレと曹操たちの間に着弾する。
銃弾が飛んできた方を見れば、親友がライドチェイサーで駆けてくる。
「待たせたな、イッセー」
「元士郎、無事だったのか!?」
「完全に無事ってわけじゃない。だけど、十分希望は残ってる」
元士郎がシグナルチェイサーを投げ渡してくる。
「おい、これを渡して、お前はどうするんだよ!?」
「こいつが、完全に無事じゃない理由なんだよ」
そう言って、サーベルの柄のような形をした銃を取り出す。そして、銃口に掌底を叩きつけてから離す。
『BREAK UP!!』
銃口を真上に上げてトリガーを引き、タイヤ状のエネルギーを身に纏い
「おい、まさか!?」
「これが、魔進チェイサー。今のオレの、ロイミュードとしての戦闘体型だ」
何処かチェイサーをスクラップから作り上げたような姿に、元士郎の悲しい声が響く。
「本来の身体は、サマエルの毒に侵されて解毒処置が済むまで冷凍保存されている。そして、オレとヴリトラとドライグの魂をオレはロイミュードに、ヴリトラとドライグはシグナルバイクに移して生きながらえた。だけど、その作業のためにロイミュードのボディはなくなりクリムさんの身体は失われちまった」
「ふ、ふははは、そうか。仮面ライダードライブは、クリム・スタインベルトは死んだのか。ならば後は
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