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ユキアンのネタ倉庫 ハイスクールD×D
ハイスクールD×D×D 予告打ち切り
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「兵藤一誠、お前は確かに強い。赤龍帝としても、仮面ライダーとしてもだ。だが、それぞれの強さが噛み合っていない。それではオレには届かん!!」

鎧を砕かれながらも致命傷だけは避けた。だけど、サイラオーグさんの言葉が胸に刺さる。仮面ライダーになってから、それは分かっていた。だから、それを出来る限り磨り合わせてきた。その限界がこの結果か。超えられないと、頭では分かっているはずなのに、何故か立ち上がってしまう。鎧も再生させて、再び正面から殴り掛かる。何度殴られ、蹴られ、倒れても立ち上がる。何故、オレは立ち上がる。そんな時、声が聞こえてきた。

『頑張れーー!!』
『立って、赤龍帝!!』
『負けないで、仮面ライダー!!』

ああ、そうか。今、分かった。子供の頃からクリムさんに憧れたように、オレは憧れられる存在になっていたんだ。だから、子供達に格好悪いところは見せられないよな。

「なあ、ドライグ。神器ってのは、思いによって変わるんだよな」

「そういうこともあるな」

「だったらさ、変わってくれないか。勝手に変えたら悪いからな」

「好きにしろ。退屈しのぎにはなるだろう」

「ああ、絶対に楽しいだろうさ」

立ち上がり、鎧を解除してマッハドライバー炎を装着する。そして左手にシグナルマッハを握る。

「考えるのはやめた。オレは、まっすぐにしか走れない。器用に二つの道を走るなんて真似もできない。だから、道を一つに!!」

赤龍帝だ、仮面ライダーだなんて別々に考えるのは無理だ。どっちもがオレで、オレはただ走るだけだ!!

「オレの思いに答えろ!!」

すべての力をシグナルマッハに強引に注ぎ込む。できるかどうかじゃない、やるだけだ!!そして赤龍帝の籠手が分解され、シグナルマッハに注ぎ込まれる。新たな赤い姿になったシグナルバイクをドライバーに装填する。

『シグナルバイク、ライダー、マッハブースト!!』
「Let’s、変身!!」

いつもどおりの変身ポーズを取り、新たな姿のマッハに変身する。

「追跡、撲滅、いずれも〜、マッハーー!!仮面ライダー、マッハ!!」

新たなマッハの誕生に会場中が盛り上がる。

「どうよ、楽しいだろう、ドライグ?」

「クククッ、まさか禁手化の亜種ではなく基本すらも捻じ曲げるか。本当に面白いな」

お互いに笑いながらゼンリンシューターのホイールを回す。

『ゼンリン』

そしていつもどおりにブーストイグナイターをエンジンを吹かす様に叩く。エンジン音と共にboostの音声が入る。そいつは予想済みだ。

「行くぜ、サイラオーグさん!!こいつがオレの全力だ!!」
『ズーット、マッハブースト!!』












「こいつ
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